日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

テレビこそが教育の要

2008-03-06 | 覚え書き(メイン)

「今日ね

 『早いもので地球が太陽のまわりをもう一周しちゃった』

 みたいな話を子供にしたら

 『先生、太陽の方が動いてるんだよ』

 って訂正されちゃった」

とぼやく5年担任・・・

「鈴柩先生、地動説は何年生で習うんですか」

 

身近で聞くと流石に脱力するなあ

「小学生の4割が天動説を支持」

とかマスコミで騒がれたのは数年前の話だった

 

現在の学習指導要領では小学3年生で

「太陽が東から上り、西に沈む」ことを習う

そしてそれきりである

月の満ち欠けも 地球が丸いことも

自転していることも 公転していることも

中学校以降におまかせだ

ゆとり教育への攻撃に使われていたけど

それ以前の昭和46年以降ずっと

小学校では公転を習ってはいない

Tikyu

だから冒頭の子供達は

「3年生で習ったことをよく覚えていたね」

と誉められこそすれ

怒られる筋合いではないのだが・・・

これだけの情報化社会に生きていて

「地動説」を知らないってどうなのよ

と思わないでもない

そしてそんな子に限って

「アポロは月に行ってないんだよ」

なんてしたり顔で言うのだ・・・

日本のテレビ番組を

どげんかせんといかん

コメント
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