季節の1品キッチン*コミュニケーション鎌倉恵子

明石で料理教室を主宰しています
ラジオ関西【谷五朗の心にきくラジオ】料理コーナーでご紹介したレシピを掲載中♪

199鶏の治部煮 

2010-12-02 23:02:18 | Weblog
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材料

鶏肉 300g 小麦粉 大さじ2
水菜 1束  
焼き豆腐 又は 麩(ふ)
出汁 2カップ
 砂糖 大さじ2
 みりん 大さじ2
 しょうゆ 大さじ2

作り方
①鶏肉は大きめの一口大に削ぎ切りにし、 塩小さじ1/2で下味し、小麦粉をまぶす  
   水菜は5~6センチ長さに切る 
②鍋に出汁と調味料を加え煮立て鶏肉を加え煮立ったら 水菜を加え 5分煮る
③器に ②を盛りつけ 残りの煮汁で焼き豆腐 又は麩をさっと煮て わさびと共に添え 煮汁を注ぐ 
  わさび 適宜

 ~鶏と水菜の 治部煮~ 
原産地やルーツ 以下ウィキペディアに拠りますと→治部煮(じぶに)は、石川県金沢市の代表的な郷土料理で鴨肉(もしくは鶏肉)をそぎ切りにして小麦粉をまぶし、だし汁に醤油、砂糖、みりん、酒をあわせたもので鴨肉、麩(金沢特産の「すだれ麩」)、しいたけ、青菜(せりなど)を煮てできる。肉にまぶした粉がうまみを閉じ込めると同時に汁にとろみをつける。薬味はわさびを使う。本来は小鳥を用いるとされ、その際は丸ごとすり潰してひき肉状にし、これをつくねのように固めたものを煮立てたという。
本来の『じぶ』は「カモ肉を鍋に張った汁(醤油、たまり、煎り酒などを混ぜる)を付けながら鍋肌で焼き、汁を張った椀に5切れほど盛ってワサビを添えて出す料理」で、カモの鍋焼きのことだった。これとは別に「ガン・カモ・白鳥などの肉をそぎ切りにし、麦の粉を付けて濃い醤油味の汁で煮、ワサビを添える」という『麦鳥(むぎどり)』と呼ばれる料理があり、これが誤って『じゅぶ』と呼ばれたため、後者のほうが『じぶ』として伝わることになった。
加賀藩前田家に仕えた料理人の舟木伝内が備忘録として書いた『料理の栞』(東京都立中央図書館加賀文庫所蔵)による。筑波大学綿貫豊明教授らの研究で明らかになった。高山右近が加賀にいた折に伝えた欧風料理だともされる。『じぶ』の名前の由来は
• 豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部右衛門が朝鮮から持ち込んだことに因む
• 材料を『じぶじぶ』と煎りつけるようにして作ることから呼ばれた。
• 野生の鴨肉を使うことから、フランス料理のジビエから変化した。

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