会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 281

2014-03-16 20:47:53 | Weblog
会津八一 鹿鳴集・小園(九首) 大正十三年前後より昭和九年に至る
  (小園 さきに「村荘雑事」に詠みたると同じ庭園なり。自註鹿鳴集より)   

 親戚筋にあたる市島春城(しゅんじょう)の別荘「閑松庵」を無償で借りた八一はここを秋艸堂と名づけ、14年間生活した。下の不動谷を加えると3千坪もあった下落合秋艸堂は学問、芸術が成熟するのにとても役立った。

注 市島春城(1860~1944)
 政治家・文筆家。新潟県北蒲原郡生まれ。本名謙吉。ジャナーリスト、衆議院議員、早稲田大学図書館初代館長として活躍した。八一の親戚にあたり、住居の借用など、学業から生活まで手助けした。