日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

こころの写真

2015-02-13 | きいてきいて
ある作家は
「自分と接点があったり、心に残った人達を
原型に、また抽斗にいっぱいある 印象深い風景も
それを軸に物語にしていく」と書いていた


私にだって「出あった人・心に刻んだ風景」は
溢れるほどあるが、いかんせん その画面を
膨らませたり、紡いだりは無理。



普段全く「無意識の画面」も加齢とともに
引き出されることもあるようだ。

《幼くして別れた弟と戯れている姉》
晩年の母が抽斗から出した「無意識の画面」は
きっとこれだった。宙を見て懐かしそうに
彼を呼んでいたから。







コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 消え失せろ | トップ | 半端じゃないね »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オールドレディー)
2015-02-14 13:26:55
昔は「夢見る夢子ちゃん」みたいに空想力、想像力がたくましかった私も、今では現実を直視するのが精いっぱい。忘れられない画面は少なからずあれど、ただの思い出に終わってしまう。喜怒哀楽の表現も乏しくなる一方です。
ブログを書くのにも語彙不足は年々加速、言葉遣いや漢字までネット辞書のお世話になる始末。ブログを毎日更新していたなど夢のようです。
が、すべてを加齢のせいにするのはいけませんよね。
返信する
Unknown (sirousagigamanoho)
2015-02-14 16:05:36
天性の美貌とか生来の文才とか神様から特別扱いを受けた覚えのないsirousagiは現実を正確に描写するのさえもどかしさが募って!(辞書もネットもおともだちで~す)
加齢のせいにして反省、努力、なしの近頃。

今回のブログ記事、さすがsuri-ribaさん大切な要所は押さえた名文と拝見して納得
返信する
オールレディーさま (suri-riba)
2015-02-15 16:57:56
「夢見る夢子」は私も同じ。いつでも自分が美人で
モデルのような容姿で運動も勉強もピカ一.
それでも 思いやりのある優しい女学生。姉たちの
ジェラシーに悩むわたし・・。
夢を真っ逆さまにしたの現実でくやしい~!

まぁじたばたしても「認知症」がでると皆同じ。
返信する
sirousagigamanohoさま (suri-riba)
2015-02-15 17:07:01
天性の美貌、特に文才は特別扱いされている・・と
周りのものは羨ましく僻んでいましたよ。

「天は二物を与えず」なんて出来の悪いこどもを納得
させる言葉ですよ。
一物も与えられなかった当方としてはこれを聞くたび
さらにがっくりでした。
返信する

コメントを投稿