日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

名月

2021-09-23 | きいてきいて

小さな秋見つけた♪ と口ずさむ今日の空

「暑さ寒さも彼岸まで」の約束を久しぶりに
守ってくれた令和三年の秋です。
各地で見事なお月見が見られていい事ずくめ。



中学生の頃、昭和29年当時大阪市内の一番東の端に
学校があり、9月運動会の練習が終わると東の空に
驚くばかりの大きな満月が輝き、帰りを急がせた。


歩いて2キロ。毎朝太陽に向かい登校。夕日に向かっての家路。
何を思ってか、母が私に帽子ではなく「日傘」を買ってきた。
重い鞄に日傘。まさに“小さな親切、大きなお世話”。
何日か差したが自然消滅。

三年間 登校・下校が友達との唯一無二の時間。
日焼けなど物ともしない年頃だった。










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4 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2021-09-24 09:26:35
昔ほどいろいろお供えして中秋の名月を鑑賞する人も少なくなったのではないでしょうか。ウサギがお餅をついていた月も、今ではロケットが行く時代、もう情緒なんてありません。
コロナ禍のせいで運動会もお祭りも中止、季節を感じる行事がなくなって味気ないこと。それでも百貨店ではやお節の予約内見会が開かれたとか。今年も残すところ3カ月、コロナとの闘いはまだつづくでしょう。お互い無事でいられますように月にお願いを。
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オールドレディさま (suri-riba)
2021-09-24 17:18:15
あの時代に「月に人間が」なんて想像も出来なかった
が、半世紀も経てば想像が現実に・・。恐ろしくなりますが、これからも近未来はどう変わるかなぁ。
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通学路!2キロも (sirousagi gamanoho)
2021-09-24 18:00:54
登校、下校での季節感、多感な乙女心?に満月はどう映ったのでしょう
小麦色に日焼けした健康な少女たちの、夢と希望に溢れた!お喋りが聞こえてきそう。
パンデミックの恐怖に震える65年後なんて想像も出来ない遠い昔の思い出ですね。

満月、中秋の名月は雲で拝めなかったけれど
待宵月はバッチリ撮れましたスマホだけれど
名歌?詠めましたか
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sirousagigamanohoさま (suri-riba)
2021-09-25 16:29:04
昨年の名月に感銘、「来年の今月今夜」に・・と思って早一年。当日は雲隠れでしたが改めて1年の早さを痛感しました。気が付けば67年も過ぎてしまっているのですね。その「証」の皺にビビっている日々で~す

見上げれば 薄もやかけて 夕月の 秋のひと日も
静かに暮れし
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