小さな秋見つけた♪ と口ずさむ今日の空
「暑さ寒さも彼岸まで」の約束を久しぶりに
守ってくれた令和三年の秋です。
各地で見事なお月見が見られていい事ずくめ。
中学生の頃、昭和29年当時大阪市内の一番東の端に
学校があり、9月運動会の練習が終わると東の空に
驚くばかりの大きな満月が輝き、帰りを急がせた。
歩いて2キロ。毎朝太陽に向かい登校。夕日に向かっての家路。
何を思ってか、母が私に帽子ではなく「日傘」を買ってきた。
重い鞄に日傘。まさに“小さな親切、大きなお世話”。
何日か差したが自然消滅。
三年間 登校・下校が友達との唯一無二の時間。
日焼けなど物ともしない年頃だった。
コロナ禍のせいで運動会もお祭りも中止、季節を感じる行事がなくなって味気ないこと。それでも百貨店ではやお節の予約内見会が開かれたとか。今年も残すところ3カ月、コロナとの闘いはまだつづくでしょう。お互い無事でいられますように月にお願いを。
が、半世紀も経てば想像が現実に・・。恐ろしくなりますが、これからも近未来はどう変わるかなぁ。
小麦色に日焼けした健康な少女たちの、夢と希望に溢れた!お喋りが聞こえてきそう。
パンデミックの恐怖に震える65年後なんて想像も出来ない遠い昔の思い出ですね。
満月、中秋の名月は雲で拝めなかったけれど
待宵月はバッチリ撮れましたスマホだけれど
名歌?詠めましたか
見上げれば 薄もやかけて 夕月の 秋のひと日も
静かに暮れし