カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

デリーの結婚事情。その②

2010年05月03日 19時59分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
写真左側より、G君、サントーシー、G君のお姉さま、
お姉さまの所のお姫様。

<G君のデータ>

外見はシャー・ルク・カーンにちょっと似ている所がある、
なかなか二枚目である。(やや贔屓目。)身長170cm位、中肉。
ヒンドゥー教徒、パンジャブ州出身、西デリー在住。
飲酒、喫煙はしない、ノンベジタリアン。

共働きの両親と彼の3人暮らし。家は持ち家で自家用車もある。
経済的には中流よりは上であろう。
メイドさんもほぼ毎日来ているようだ。

G君のお姉さんは、結婚して旦那さんの家族と生活している。
聞いて驚いたのだが・・お姉さんは恋愛結婚だったそうだが、
相手がなんとスィク教徒だったので、大反対されたそうだ。
いやはや宗教が違うと大変だわ・・・。
最終的には同じパンジャブ州出身と言うことで、
何とか収まったそうだ。

               

実は先月、会社にG君の花嫁候補者のお父さんが尋ねて来た事から、
この話は社員全員の知る事となった。

どうやらG君のお父さんのお姉さん(伯母さん)が持ってきた縁談のようで、
G君も花嫁候補の写真を見たそうで「美人だった。」と言っていた。

さて、花嫁候補者のお父さんは会社にやって来て部長へ面談を申し込んだ。
部長はG君の給料については言わなかったそうだが、
勤続年数や勤務形態については正直に伝えたそうだ。
こればっかりは嘘をつくわけにはいかないから・・・ねぇ。

 この後は相手方の家族会議でどういう結論になったか・・・なのだが、
未だに連絡がないそうだ。・・・心配。

G君は両親にも早く結婚して家族を助けて欲しいと言われている。
お嫁さんが来れば共働きの両親の家事の負担が減ると言う事らしい。
G君自身は両親が共働きであった事もあり、
仕事をしている女性を希望するとの事だ。
その方が家計の足しにもなるし・・・と、
やはり結婚は家族第一のようだ。

ちなみにG君は私に「何で結婚しないんだ?」と聞くのだが、
「必要を感じない。」と言う理由に納得いかない様子。
インド人にとって最も重要な事は結婚だから。
サントーシーさんも結婚して子孫を残さなきゃ、だって。

私の為に相手を見つけると張り切るG君に、
「アルジュン・ランパールの様な男性だったら考える。」
と言ってみたら、「そんなの無理だよ・・・。」とガッカリしていた。(笑)

  アルジュン・ランパール
「インド映画通信」様より借用させていただきました。ありがとうございます。

 G君、親切でナイスガイなのだが、
27歳にもなって全く落ち着きがないし子供である。
周りのインド人たちと一緒にからかうとムキになるので、
いじめ甲斐があって面白い。

インドの結婚シーズンと言うと10月以降ディワリ後が多い。
年内に結婚するにはもう婚約している必要がある。

結婚できるようにと断食を行ったり、
いつも以上にお祈りをしたりするG君。
早くいいお嫁さんが見つかりますように。

 ≪ 関連記事 ≫ 

デリーの結婚事情。その①

【インドの結婚式】 その①
【インドの結婚式】 その②
【インドの結婚式】 その③
【インドの結婚式】 その④
【インドの結婚式】 その⑤
【インドの結婚式】 その⑥
【インドの結婚式】 その⑦
【インドの結婚式】 その⑧
【インドの結婚式】 その⑨
【インドの結婚式】 その⑩
【インドの結婚式】 その⑪
【インドの結婚式】 その⑫
【インドの結婚式】 その⑬
【インドの結婚式】 その⑭
【インドの結婚式】 その⑮
【インドの結婚式】 その⑯
【インドの結婚式】 その⑰
【インドの結婚式】 その⑱
【インドの結婚式】 その⑲
【インドの結婚式】 その⑳
【インドの結婚式】 その後
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