カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

クーラー来る!

2010年05月23日 22時02分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR
 連日45℃を越える猛暑・・・死人も出たらしいデリー。
平日の昼間は会社に行っているので問題はないのだが、
夜は乾燥がひどく朝までの間に水分補給に何度起きた事か。
そして、ついにクーラーを導入。
(今まで無かったのが不思議だけど。)

 インドのクーラーと言えば、コレッだ。

日本では見かけないがインドではポピュラーな
水クーラーと言う代物。
我が家の周囲の家にも備え付けられている。

我が家の間取りや部屋のレイアウトから考えて、
可動できるキャスター付の物を考えていた。
プラスチック製で小型軽量コンパクトの物が希望だった。
写真左:5400Rs(約10800円)、
写真右:8500Rs(約17000円)。
             
  

しかし会社のインド人達の大反対にあった。(笑)
  『プラスチックは壊れやすい』 (インド人が使えばね。)
  『プラスチックは水が漏れる』 (本当
  『プラスチックは冷えない』 (まじっ

声をそろえて大合唱。
  『プラスティックはダメだ。良くない

一人の賛成者もなかったが、強行手段に出る事にした。
アッシー君に電話をかけ理由も言わずに
  「明日12時に我が家の近くに来い!」と。(笑)
当日、幸運にもアッシー君から
  「友人も一緒に行っていいか?」との問い合わせがあり、
男手は多い方が良いのでもちろんOKした。

ところがやってきたアッシー君も友人も声をそろえて、
  『プラスティックはダメだ。良くない。』

これには、さすがの私も折れたのだった。
  「はい、はい・・・解りました。言うことを聞きましょう。
   おっしゃるとおりスチール製にします。」

値段は格安の2500Rs(約5000円)、別売の台が400Rs(約800円)。

本体の下部に水を入れておき、ポンプ(黒色)でくみ上げ、
3面につめられたワラに流す水冷式クーラーである。
前面にファンが付いており冷風を送る。
残りの3面は取り外しが可能。
ワラは3ヶ月か1シーズンに一回位取り替えるそうだ。
             
  横面をはずした所。

  横から見た所。

で、肝心の冷え具合だが、本体より2メートルほど離れても結構涼しい。
天井のファンを回さなくても大丈夫である。
水冷式のため若干ウェットな感じがするが、
これは本体の前面のファン部分を部屋に向け、
本体は窓の外部に取り付けるのが主流なためである。
物凄く乾燥しているので加湿器だと思えばOKだろう。

またファンの音が大きいが・・・仕方ないか。
それから水を流す音も時々聞こえるのだが、
これも風流だと思えば楽しめる。(プラス思考で行きましょう!)

水クーラーより予算がある場合、このような形のクーラーが一般的。
ただし壁に穴を開けるなど取り付け工事が必要。
             


最近は日本の常識的なこんなエアコン(クーラー専用が多い)も出ている。
しかし一般家庭ではあまり見たことがなく、
レストランとか会社とかでしか見かけない。
             
Panasonic ルームエアコン
主に8畳用(暖房6-8畳/冷房8-12畳)
CS-289TB


パナソニック

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コメント (2)
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