鹿児島に話を戻します。泊まったホテルのすぐ近く、加治屋町に維新ふるさと館があります。前にも来たことがあったが歴史については
すっかり忘れかけていました。ここの売り物は地下1Fの維新体感ホールです。西郷隆盛、大久保利通などがドラマ仕立てで再現されています。
特にステージの真ん中から西郷隆盛のロボットが出てきて薩摩弁をしゃべりながら幕末から明治にかけての歴史の流れを分かりやすく
解説してくれます。ほかのコーナーからは大久保利通、勝海舟、坂本竜馬などのロボットも登場します。休憩の後「薩摩スチューデント、西へ」の
ドラマが見られます。原作は林望さんでイギリスまで何か月もかかってたどり着いた薩摩藩の武士たちの体験は興味深い。その後スチューデント達が
日本や外国で活躍したのはいち早く世界の中の日本を意識できたからだと思います。中央駅前には「若き薩摩の群像」があります。
そこから数分のところに大久保利通像があります。
ふるさと館の西郷隆盛コーナーでは衣服を着て撮影ができます。
ドラマで話題となった篤姫コーナーです。
鹿児島といえば桜島、いまも活火山で灰が町に降りかかります。その灰を集めゴミとして出す袋を町で見かけました。降灰指定置き場です。
新幹線が開通して大阪や福岡からアクセスが便利になったとはいえ隣の県、熊本や宮崎へ行くのに険しい山々に囲まれているので
独自の文化が育った土地だと思います。