10月初めにロンドン、大英博物館に行きました。パリではルーブル、ロンドンでは大英博物館は必ず行くことにしています。
入口から入った地上階でいつもごった返しているのがロゼッタストーンです。
動物崇拝の象徴とされた「ゲイヤー・アンダーソンのネコ」もここの階にあります。
2階北側の古代エジプトも大人から子供に大人気でいつも混んでいます。展示がわかりやすいのと知識がなくても楽しめるからだと思います。
無料の展示物を見るだけでも時間がたりないけど有料の特別展にも必ず見ることにしています。大英博物館の企画が素晴らしいし、集中して
じっくり鑑賞できるからです。私が行ったときは、"Shunga sex and pleasure in Japanese art"「春画ー日本美術における性と楽しみ」が
開かれていました。入口と館内の案内のポスターです。
時代区分を3つに分け近世初期の肉筆絵巻から明治時代の春画まで170点が並べられており絵の背景の言葉が英訳されています。
この研究のすごさに圧倒されます。図録もグレートコート内の本屋で買うことができます。日本で考える春画と学術研究の資料との温度差を
非常に感じました。もちろん16歳以上に限るらしいけど、そんな掲示はどこでも見かけませんでした。もちろん会場に子供連れの姿は
見かけませんでした。10月17日からは特別展で古代コロンビアの秘宝 エル・ドラルドを超えてを開催中だがそれまでに帰ってきたので
見れなくて残念でした。