日本では各地に方言があって、出身地によってアクセントや語彙が異なったりします。どの言語でも標準語と言われるものに対して地方の話し言葉が存在しています。中国語などはもはや別言語といっていいくらい多様な方言があり、標準語がないと会話が成り立たないレベルだと言われています。
では英語はどうなのか。よくイギリス英語とアメリカ英語の違い、みたいなことが取り上げられます。イントネーションや語彙の違いが比較されますが、得に方言の差ではイギリスの方が差が激しいようです。やはり歴史的背景が影響していますが、よくスコットランドの英語は訛りが強いことで有名です。労働者階級の英語、リバプール英語…など、イギリスの英語にはすごく多様性があるようです。
一方アメリカは、実際コミュニケーションに支障をきたすレベルの方言差はないようです。ただ、ニューヨークを中心とする東海岸とカリフォルニア中心の西海岸の英語の対立は、方言差という以上のものがありそうです。Youtubeにあった動画で、お互いをどう思うかをインタビューしたものがありました。
もちろんこれは英語だけの違いではないのですが、興味のある方はどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=cpgsK-mqjZY
また、それ以外のアメリカの地域の方言についても面白い動画があります。さまざまな州出身のアメリカ人がそれぞれの州のアクセントについて語っています。
https://www.youtube.com/watch?v=hJRiaL1bSvw
アメリカの方言についてはアメリカ人同士では話題になるかもしれませんが、日本人はアメリカに住まない限り意識することがないかと思います。日本の学校の文法や長文読解ばかりでは面白くないので、こういったトピックがもっと取り上げらればいいと思います。
コロンバス校
D.A.