駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

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たぬきそば

2023年11月21日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは。駿台ヒューストンです。

関東と関西ではきつねとたぬきが逆転している、というのは有名な話ですよね。もちろん動物の話ではなく、麺類の話です。

関東では天かすがのっているのがたぬき、油揚げがのっているのがきつね。ところが関西ではそれがさかさまだ、という話です。ところが詳しく聞いてみると、同じ関西でも大阪と京都ではこれまた違いがあるとかで、大阪のきつねうどん(そば)は大きな油揚げがボンっとのっているものだけれど、京都では油揚げは細かく刻み、しかもあんかけがしてあるのだそうです。

  

とまあここまでは比較的有名な話だと思うのですが、福岡出身の生徒と話していて、福岡のたぬきうどんはまたちょっと違うということに驚きました。福岡のたぬきうどん(そばではないみたいです)は、いわゆるさつま揚げがデンっとのっているのだそうです。

ここで「いわゆる」なんて歯切れの悪い言い方をしたのは、その子によるとこのさつま揚げ、福岡では「天ぷら」と呼んでいるとか。実際には同じ福岡でも微妙な違いがあったりするらしいのですが、さつま揚げが天ぷらで、それをのせるとたぬきだなんて、なんだか化かされたような気分です。

HO(駿台ヒューストン

 


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猫と庄造と二人のをんな

2023年11月01日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは、駿台ヒューストンです。

ヒューストンの教師3人は全員が猫好きで、うち2人が猫を飼っています。だからというわけでもないですが、今回は「猫の登場する文学作品」の話です。

猫の登場する文学作品というと真っ先に思い浮かぶのが夏目漱石の「吾輩は猫である」でしょうか。思いつくままに挙げていくと、赤川次郎の三毛猫ホームズのシリーズとか、「100万回生きた猫」、「ルドルフとイッパイアッテナ」なんていうのもあります。アメリカのものではポーの「黒猫」が有名ですが、スティーブン・キングの「ペットセマタリー」もお奨めです。

これらの多くが、猫を、「ニヒルで超然的」であったり「不可思議で神秘的」であったりするするものとして扱っていますが、猫の「ツンデレ」ぶりも猫好きにとってはたまらない魅力の一つです。

その意味で、猫の「ツンデレ」ぶりに振り回される人間の姿を描いた谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のをんな」という作品は、身につまされるようなところがあります。もちろん2人の女性に奪い合いをされるわけではないのですが。

ちなみにこの作品、とびきりメジャーな作品でもないのですが、英語版も出ています。

 

HO(駿台ヒューストン


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