駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

海外教育、帰国生入試、留学・英語資格対策のトップブランドが皆様に役立つ情報をご提供します!

バナナ

2014年05月04日 | 全般・イベント

最近、バナナの話題がよく取り上げられます。丸ごと1本取り込んだ飲み物が大人気となったり、どちらかというと、ヘルシー路線、美味しい路線でスポットライトがあたることの多いバナナですが、ここ数日は、急速に「人種差別」問題で取り上げられるようになってしまいました。

バナナ=猿の好物=猿マネ→非白人系に対する蔑視 というつながりで、サッカーの試合中に起きた、アウベス選手に「バナナを投げつける行為」に対して激しい批判が起きたようです。
その時に投げ入れられたバナナをアウベス選手は拾い上げ、もぐもぐと食べてしまいました。

これをきっかけに、同じようにバナナを突き付けられ人種差別行為を受けた他の選手も、バナナを持った写真を投稿する等して、急速に、バナナが「人種差別の象徴」から「人種差別反対の象徴」へと変貌していったようです。今や、「バナナの輪」とも呼ばれているようです。

そんなバナナですが、別の話題で取り上げられることもあります。それは労働問題です。
大規模なプランテーション、少年労働、過酷な労働、低賃金労働、そして・・・フェアトレード。
実は、この問題は法学や商学、経済学にも大きくかかわる問題です。
詳しくは、調べてみてくださいね。きっと、皆さんの関心を呼ぶことと思います。

このように、帰国入試で問われるような社会テーマをも、身近なバナナは含み持っているのです。バナナの持つ栄養素と同様にたっぷりと。
(Nas)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする