坂本龍馬(さかもとりょうま)。
多くの日本人にとって、幕末の英雄である土佐(高知)出身の彼の名を知らない人は、まずいないのではないでしょうか。とはいえ、業績などについて、細かくは知らず、ただ漠然と憧れる人も多いのかもしれません。
これまでにも、何度も龍馬ブームが巻き起こっている人気者ですが、この秋から来年にかけて、再び注目を浴びています。以前、このブログの「医は仁術である。」で紹介した現在放送中のTBSドラマ「JIN-仁」でも俳優・内野聖陽さんが好演し、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では、歌手&俳優・福山雅治さんが龍馬役を演じるということで話題となっています。内野龍馬と福山龍馬、全く対照的な龍馬たちです。
どちらの龍馬の話も、あくまでもフィクションであり、特に前者はタイムスリップ物で、真実とは大きく異なります。ただ、彼に興味を持って、彼らの生きた時代に関心を持って、真実を学んでいこうとすることから、「ニッポン」を知るきっかけになるということもあるはずです。帰国生の皆さんは、果たして彼の真の生き様をどう感じるのでしょうか。
坂本龍馬は、慶應3年(1867年)の今日、11月15日(太陽暦では12月10日)、京都の近江屋にて中岡慎太郎とともに、何者かに襲撃されて非業の死を遂げました。享年33歳。11月15日は、龍馬の誕生日でもありました。(Nas)