「何ヶ月も小論文を書いてきたはずなのに、小論文って難しい。」と呟く声が聞こえてきました。
実は、この悩みは、先輩たちも、また多くの仲間たちも経験していることなのです。そして、それは、たくさん書いてきても、上達していないということではなく、小論文に対する学生自身の目が厳しくなっている証なのです。
「夏の頃の答案を思い出してごらん。」
すると、たいてい、「あの頃のは、論外ですよ。」と答えが返ってきます。彼らは着実に進歩しています。そして、また、上達を見せている学生たちに対して、先生方の要求も自ずと高くなってきています。
でも、小論文は確かに難しいかもしれません。他の科目と異なり、正解というものがなく、間違った指導をしていても気付かない、という危険性をもつ科目でもあるからです。
だから、駿台国際の講師採用試験はとても厳しいのです。そして、準備講座のように受講学年が若い学生を対象にした講座であっても、駿台国際ではベテランが担当することになっているのです。
・・・小論文を書く、最初の一歩を間違えて踏み出さないために。(Nas)