summer diary

日記らしきページ

今日は曇り

2023年06月20日 | Weblog
 今日の空は曇り模様。 雨の心配はなさそうだが、洗濯物はパリッと乾くことは無いだろう。 それでも、洗濯物は少なかったが、明日からの天気を見ると、今日も洗濯をした。 この時期は湿度が高いので、雑菌の繁殖が最も増える時期だろう。 特に台拭き、バスタオルとか、手拭きタオルなどは濡れてからそのまま放置すると1日でも数百~数千もの雑菌が繁殖するとのこと。 
キッチンでのスポンジにも雑菌は相当に付着していて、適度に交換する必要があるだろう。 ただし、雑菌が付着していたからと言っても、それが健康被害にどの程度繋がるのだろうか? それを言ったら、生野菜をそのまま食べるとか、果物でもほとんど洗う事もなく食べる事だって普通にある。 
イチゴ狩りとか、ミカン狩りとか、ブドウやメロンだって・・・。 
この時期(梅雨時)が一番食中毒が発生する季節だ。 ともかく、湿度はいろんな菌が繁殖する条件が揃う時期なんだろう。 温度と湿度がほどよく雑菌繁殖の条件が良い時期である。 
まっ、特に雑菌が全て悪いとも言えない気もする。 人間の抗体力は幼い時からいろんな菌を身体に取り入れて、その菌に対抗する、その菌を撃退する抗体を作る能力を付ける必要があるので、そうした雑菌もある意味では重要な生命維持に繋がる必要な物と言っても良いかもしれない。 
最近は昔と違って、何でも衛生的な環境や常に綺麗にしている状態が良しとされるが、そうした環境で育つ子供達は昔に比較すると雑菌やいろんなウイルス、いろんな菌に対する抵抗力が弱くなったとも言えるだろう。 
アレルギーなどもそうした食物に対する抵抗力の低下から生まれる事が分かって居る。 食物アレルギーの改善はアレルギーを起こす食物を少量づつ食べて、それに対する抵抗力を身体が作る力を付ける改善策である。 

さて、先日ギターコンサートで私の隣席に居た人と少し話しを交わして、その方もクラシックギターを弾いていて、リモートでレッスンを受けているらしく、練習している曲(譜面をタブレットで持ち運んでいた)を見ると、上級者レベルだった。 それでも、私と同様に爪は短くカットしていて、指頭奏法でギターを弾いているのであった。 
その方もやはり60歳を超えていて、爪弾きは出来ないらしい。 高齢になるとどうしても爪は弱くなり、さらに爪のメンテナンスなども面倒?だし、手間も掛かるし、日常生活でも支障があるときもある。 
もっと言えば、衛生面でも爪を伸ばして居る事はあまり良くないだろう。 
もちろん、そうした点は常に衛生的に手洗い、メンテ出来るなら問題は無いだろう。 
前にも何度も書いているけど、指頭奏法のメリットとデメリットがあるので、その善し悪しを天秤に掛けるとどちらが自分に取って選択、決断する基準、度合い、優先度になるかだろう。 
間違い無く、音色に関しては爪弾きの方が音量、明瞭さ、早弾きなどに大きなメリットがある。 プロのギタリストのほとんどが爪弾きをしている事もそうした点から見ると当然の事だとも言える。 
これはギターを弾く事を職業としているので、ギター優先、音色や音量、明瞭で透き通った音、早弾き出来る点。 理想的にギターを弾く条件に見合った物だろう。 逆にデメリットとしては、メンテナンスに気を遣う事。 爪が割れないように常に注意する生活をする事。 割れた時の対処法も意外大変。 常に爪の長さや形を調整する事。 消音などで雑音が出やすい事。 サライに言えば、弦のタッチ感によっては雑音に繋がる。 タッチの微妙な感覚が弱くなるので、芸術的なレベルの演奏には向いていないと言う著名なギタリストなども過去には多くいた。 
指頭奏法での音量、音の透明感などを出来る限り改善するには、ギター選びもとても大切だと思う。 ギターと弦との相性。 私の場合も出来る限り音量があるギターを選びたいと思ってトップ材を杉のギターも使用している。 
松のトップ材に比較すると確かにその場の音量はボリューム感が感じられる。 ただし、松のトップ材の方が遠くまで届く音色だと言う特徴があるので、その場では意外と分からない。 確かに弾いている演奏者にはあまり大きな音には聞こえないが、実際には観客側にはそれなりに大きく聞こえて居る。 
松のトップ材は使用年が長くなるとそれなりに音もまろやかになり、色も茶色っぽくなって来て、杉と見間違うほどになる。 
長く使用する事を想定すると、松のトップ材は確かに魅力がある。 杉は作製されてから短期でもそれなりに音に熟成された感じがあるので、初心者や短期でギターを買い換えるなら適しているかもしれない。 
しかし、今私が使用しているギター2本を比べると(松、杉の2本)私はやはり松が好きと言うか、松の音色の方がバランス的にも音色的にも好きだ。 
音量と言う点では杉には劣る点もあるが、総合的な評価をすると、松のギターが軍配が上がる気がする。 
去年購入したばかりの杉のトップ材、ローズウッドの側面、裏面の単板のギターも今はあまり魅力を魅力を感じなくなった。 
今は松の単板トップ材のギターの良さを再認識している。 そして、このギターは弦によってその印象が変わるので、いろんな弦を試してみるのも楽しい。 そして、最近は音色も音量も以前に比較すると確かに良くなった印象もある。 
当初は音量に不満があったが、最近(まだ3年程度だけど)は少し増した気がするし、特に6弦のバランスは去年買ったギターよりも遙かに良いと思えるようになった。 購入価格を比較すると、杉のギターは去年購入したが、松のギターに比較すると10万円程度も高額だった。 価格からすると杉のギターの方が当然良いと思えるだろうが、実際にはその逆だ。 10万円安いギターの方が総合的な評価では勝っている。 
これも書いたけど、以前はそれよりもっと高額な国産手工ギターを購入して使っていた時期もあるが、それも半年で売却。 どうしても私にはその良さが分からなかったし、スケールが630mmとショートであった事も私の手には合わなかったこと。 
音色もはっきりしない籠もった感じで、音量的にも相当に弱く感じたし、所謂、ギターの高級塗装であるシュラック塗装で、傷が付きやすく、室温や湿度などの影響も受けやすいギターである。 特に長く使用するとなると、その管理が大変だし、割れやすく、とても扱いにくい点もあった。 
確かに音色は奥行きのある甘い音色だったと思うし、爪弾きならおそらくもっとそのギターの良さを実感する事ができだろう。 
しかし、私のような指弾きの特徴を最大に生かすギターはやはり、所謂、高級ギターとは違っていると実感する。 逆に単板ではなくても、力強く弦を引っかける奏法に向いているギターの方が相性はいい。 
指頭で弾く事は指を弦に引っかける為に指先をある程度の深さまで弦に触れる必要がある。 指先だけで弦を弾く事は物理的に無理だからだ。 
ある程度の音を出す為には指先を弦にしっかりと当てる必要があり、親指はともかくとして、人差し指(i)~薬指(a)のタッチを均一に触れる事が出来ないと、音も音量も不揃いなる。 特に指の力が弱い薬指のタッチが難しい。 
同じ力加減では弱くなるので、どうしても意識的に強い力が必要になるが、意識しすぎると強調されすぎるし、早弾きではそのタッチ感を均一にするのは熟練が必須だろう。
私も常にこの指のタッチを意識して練習しているが、なかなか上達出来ていない。 今後もこのスタイルを継続してギターを弾くけれども、満足出来るレベルになるにはどのぐらいの時間が必要だろうか・・?
さて、そんな訳で、先だってから書いているけど、この杉のギターの売約をどうするか? クラシックギターを2本も使いこなすほどにギターが弾ける訳でもないし、時間的にも2本は必要無いこと。 プロやアマプロなら楽曲により使い分けする事もいいだろうが、そんなレベルにはない。 
1本のギターを使い熟すだけでも精一杯だ。 
そこにアコギを増やしたの、余計に杉のギターを使用する頻度は減る。 
今は出来る限り均等に弾こうと思っているので、杉と松のギターを交互に使用しているが、本当なら1本に絞って練習した方が良いに決まって居る。 
アコギは別の話であるが。 これはピックでジャラジャラ弾く事が出来るように買ったので、指弾きがメインでもあるが、他とのセッションではピックでジャンジャン弾いている。 
音色も全く特徴が違うので、これはこれでとても素敵なギターである。





 






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