2本目のクラギを購入して、手元に届いてから1週間が過ぎた。
最初から張ってあった弦は早々に切れたので、早々にサービスで頂いた弦に張り替えてみた。 それから5日程度経過。 今回の弦はこれまで使用した事のないメーカーで、HANNABACHのLT(LTはローテンション)を頂いた。
この弦は高額な弦の部類に入る弦だろうと私は思って居る。
一番テンションが低いのはSLT(スーパーローテンション)で、HANNABACH のシルバーシリーズではテンションの強さが5種類あり、LTは下から2番目にテンションが低い。 低いと言うか、弱いと言う方が正しいだろうか。
要するに、弦は張りの強さが強ければ当然だけど、音は張りが出る。
なので、プロの方はほとんどがハイテンション、スーパーハイテンションを使用することが多い。
ただし、これは当然だけど、張りが強い分、押える力が強く必要になる。 さらに、ギターへの力が強く掛かるので、ネックの反りの原因になる。
私のように趣味で弾く人はハイテンションはあまり使用しない事が多く、やはり、柔らかい弾き心地の方を優先している人は多く居る。
それでも、今回の弦はちょっと音的には私としては物足りない物を感じる。
これまではノーマルテンションを使用していたので、それよりもテンションが弱い弦はこれが初めてである。 やはり、少し音の切れが弱いのは否めない気もする。
それでも、押えることは楽で、さらに、あまり弦を張ることもないので、ギターへの負担も少ないことも確かである。
もう1本のクラギ(Córdoba45limited)にはサバレスのノーマルテンション
を使用しているけど、これがかなり音的にはアコギに近い程に鳴りは良い。
ギターの特性ももちろんあるだろうけど、次回はサバレスを張りたいと思った。 でも、サバレスはノーマルでもかなりテンションは強い方で、張り替える時でも、チューニングを合わせる時も相当な弦のテンションを感じる。
ギターに相当な力が掛かっていることは想像できるのである。
それでも、レスポンスの良さや、明瞭でハイな音色はやはり魅力的だろうと思う。 ただし、押える事を考えるとやはりもう少し弱い方お選びたい。
ダダリオのノーマルテンションを1セット買ってあるので、次回はこのダダリオを張りたいとも思う。 このダダリオもその種類は数あり、今回はblack弦を購入した。 3弦から1弦が黒色のナイロン弦で、昔使用していたクラギの弦はやはり黒だった。 メーカーはちょっと忘れたけど、透明な弦に比較すると音も明瞭で、耐久性も高いと思って居る。
クラシックの音はアコギに比較すると柔らかい音が特徴だけど、まっ、これは当然で、スチール弦とナイロン弦では音が出る波長に大きな差があるので、音的にはスチールの方が音量も大きいし、音も金属的な音がする。
なので、ソロギターなどのメロディーを強調するような音楽には向いているのだろう。 クラシックの場合にはメロディーはもちろんだけど、全体的な音のバランスが必要なので、ナイロン弦の方が向いているのだろう。
楽曲自体も柔らかく、クラシック的な要素が強いので、金属的な音よりも、柔らかい音の方が向いているだろう。
今回は試しとして、ローテンションを使用してみたけど、もう少しテンションの強い弦の方がやはり私は好きだと思った。
今後はいろいろと弦を試してみて、今の邦義のギターにマッチした弦を見つけたいと思う。
Córdobaギターには間違いなく、サバレスが合っていると思うので、今後もサバレスを使用することにしよう。
サバレスも今回(今年の始め)はアリアンスを張ったけど、やはりカンティーガの方が良いかも知れない。 アリアンスはノーマルでも相当にテンションが強く、とてもノーマルとは思えない程に張りがつよい。
ギターの種類も無類あるが、弦の種類も無類と言っても良い程に沢山あり、ギターにぴったりと相性が良い弦を見つけるのは難しい。
鳴りが良くないと思っていたギターも、弦を替える事で見違えるような音に変化することもあり、ギターの性能と言うか、個性を本当に出すことが出来る弦に出会うことは重要な事だ。
さて、今日は休みで、妻は友達と一日出かける事になっているので、私は家でたっぷりとギターを弾くことにしようと思う。
昨日は明けで、午後から2時間程度弾いてから、夕方にはトレーニングで40分身体を動かし、早々に食事を済ませてから1時間程度ギターを弾き、ベッドに入って爆睡だった。
今朝は7時には起床して、洗濯を2回してから、朝食。 少しのんびりして、午前中は灯油をスタンドへ買いに行き、明日の仕事用にパンとジュースを買って帰ることにしようと思う。
ギターは午前中に1時間半程度、午後は3時間程度の予定だ。
ソロギターの1回目の課題曲4曲目を練習中。 これが意外と難しい。
この程度で意外と手間取るのも私の実力の無さを実感するのである。
でも、遅々としてだけど、曲を弾ける手応えを感じるし、この程度の進捗状態でも私は十分に満足である。 他の人は1曲をマスターする時間がどの程度必要なのかは分からないけど、(勿論、経験や技量の問題は大きい)本格的にクラシックを始めてからまだ半年の私の進捗としては十分だろうと思う。
今後、もっと技量が増す毎に自分が思っていた難しいと実感する曲も容易に弾ける日が来るだろう。
今日も天気は概ね曇り空だ。 時折薄日が差す程度で、暖かい日ではない。
夕方には雨の心配もある天気なので、部屋は暖房を使用している。
この暖房が意外とギターには良くない。 どうしても、冬は乾燥して、湿度が低くなりすぎる。 ギターは湿度や温度に影響されるので、保管するケースには湿度調整剤が必要だ。 邦義ギターのケースにはまだ調整剤が要れてないので、買うことにしているが、このケースはボディーのスペースに調整剤が入るスペースが無いので、ギターのサウンドホールにぶら下げるタイプを購入刷ることにしているが、これがダダリオの調整剤で、意外と高額。
他の物に比較すると3倍の価格なのである。 その分、効果が高いとされているけど、実際には分からない。
でも、やはり必要だと思うので、買うことにしよう。
暖房を使用していると湿度は45%以下で、38%程度まで下がることが多くある。 これはギターに取っては良くない。
最低でも45%以上は欲しいのである。 60%を超えるのも良くないけど、冬場に60%を超えるような室内の湿度はまっ、あり得ない。
エアコンを使用しない方がいいのは分かっているけど、寒い部屋の中でギターを弾くことは出来ないので、致し方無いだろう。
さてと、ではちょっと用事をさっさと済ませてからギターの練習を午前中に1時間しよう。
昼ご飯を済ませてから午後は1時から4時までの3時間。 30分で洗濯物を取り入れ、明日の準備を済ませてから、 4時30分から5時まではトレーニング。 風呂に入って、食事を済ませてから1時間程度のギターの練習という本日の予定だ。