summer diary

日記らしきページ

転職とは

2020年12月28日 | Weblog
 息子が転職を考えている。 今の年収では将来的にも期待が持てないこと。
将来の子供に十分にしてやれないことなどや、仕事自体より、会社の方針などへの不満もあるだろう。
今回応募した中で年収が500万とも言われている企業へ転職したいらしいが、それは東京にあり、他にも営業所があるけど、いずれも地元から遠く離れていて、親元を離れる事には変わりは無い。 さらに、今は奥さんの実家近くに住んでいるので、奥さんは当然だけど、絶対に賛成できない様子。
私も賛成することは出来ないし、本人は単身赴任で行く事も考えている様子だが、それこそ絶対に反対である。 
1歳足らずの娘と妻を残して単身赴任する事自体考えられないだろう。
さらに、単身赴任なら生活は2重になるので、年収がいくら増えても出費はそれ以上に増えるだろう。 そうなると、年収アップでも本末転倒だ。
逆に余裕が無い生活になる事が予想出来るし、お金は変わらず、家族が離れ離れになるリスクが増えるだけである。
私は東京に行くなら、家族全員で行くことを最低限の条件と考えるように伝えた。 バラバラで生活する事だけは避けて欲しいし、今から子供の成長が楽しい時期に幼い娘を残してまで遠方へ行くことはそれだけでも選択の余地はない。 
今朝は1時間30分ぐらい息子と転職についての話をしてたけど、息子は今しか転職のチャンスが無いと言う主張を繰り返すのである。
しかし、少なくとも、今転職する時期では絶対に無いだろう。 ましてや、このコロナ禍の中での転職となると移動することもままならない。
東京都の感染者が過去最高を更新している時期にあえて東京へ行くことがどうかとも思う。
何よりも、家族が別々に暮らすこと自体が問題だ。 年収以上に大切な物を捨ててまで拘るような仕事なんてない。
仕事はあくまでも生活費を稼ぐための手段であり、生活が維持できる程度に収入があるなら、十分だ。 それ以上に大切な家族との時間や親兄弟との繋がりや、自由になる時間を持てることだろう。
親元に居れば、頼れるので、自分達の時間も自由に出来る事が多々ある。
子供を預けて遊びに出かける事も可能だろうし、生活がひっ迫する状態でも、親なら何とか手を貸してくれる。 お金だけの問題ではなく、奥さんが通常に働ける状態を保つことも可能になる。
親元を離れる事で多くの物を失うことの方がより多くなるだろうことは、想像するまでも無く、単純に考えても理解できることだ。
息子は今の会社を辞めたい意思は変わらないだろう。 しかし、それは今ではなくもう少し時期を見る必要が有るし、必ず自分が納得できる会社へ就職出来るチャンスは訪れる事を信じる事だろう。

必ずチャンスは訪れる。 私もそうだけど、人生には何度もチャンスは訪れる。 そして、我慢する時期もある。 ただただ現状を打開する事だけに拘るのではなく、時期を見極める事が肝心である。
私はもう定年を迎えて、第二の人生(65歳までの仕事)をしているので、収入に関してはそれほどシビアな感覚も無い。
妻と二人で働いているので、ある意味では十分な収入を維持出来ているし、貯蓄も予定通り、計画的に出来ている状態をこの先、65歳まで問題なく出来るだろう。 私の仕事も妻の仕事も幸いにもコロナなどの影響が全くない仕事である。 だから、今後も収入の増減はほぼ無いし、今のままの状態が続けば、夫婦で思って居る程度の貯蓄も可能だ。
定年後(65歳以降)は私は年金収入でも妻との収入を合わせれば、生活は勿論、これまでのような貯蓄も変わることも無いく継続することも可能だ。
定年後は自分の小遣い程度の稼ぎが有ればそれで十分思って居る生活を維持する事が可能である。
65歳からは今貰って居る小遣いをもらわないで、自分のアルバイトで賄うことにするし、そうした方が私も気が楽だし、家計への負担を気にする必要もなく、自由に自分の稼いだお金を使うことが出来る楽しみさえあるだろう。
月5万円程度も稼げれば、2万円使っても3万円の貯蓄も出来る。 新しいギターを購入する事も可能になるだろうし、好きな物を食べに行ったり、日帰り旅行ぐらいなら年に何度も行けるぐらいには十分だろう。
月3万貯蓄出来れば、夫婦で1回に4,5万の日帰り旅行も年に数回も行ける。 後は時間があればギターを弾いて、いつも通りに夕方には筋トレをして、夜は風呂に入って、酒を飲んでぐっすりと睡眠を取ることが出来る。
今のように夜勤勤務もないし、体調維持することも楽になるだろう。
後2年間は健康な身体を維持して、その後の生活を楽しく生きるために頑張ろうと思う。