先日、雙暢書道会展が開催されましたが、その作品が宅急便で返送されてきました。
半切の額装もありますので、かなり大きな荷物になっています。
そのまま収納してしまうのは、なんですので飾ってみました。
自宅のある部屋です。
余談ですが、この部屋の壁も自分で塗りました。
右側に見える置時計も自作です。
器用でしょ。
瓦當文で「延年」と書いています。
アート風で、家内も気に入っているようです。
これの作品は、渡部半溟先生の賞をいただきました。
玄関付近の壁には「舞」と言う字を飾りました。
縦の線が曲がっていますが、先生はこれが味わい?ですよ。
と言ってくれます。(縦真直ぐも書きましたが、先生はこれを選んでくださいました)
評価はそれなりです。
私にとっては、初めて一字を書いてみました。
「舞」がダンスを趣味にしていますので、この字を選びました。
ダンスの舞には、ワルツ・タンゴ・ルンバ・チャチャチャなどいろいろとあります。
この字のイメージはさしづめ、「てんてこ舞い」なのでしょう。
↑ この書は、同人の河野栖鶴先生が書かれたものです。
墨華書道選抜作品展で拝見いたしましたが、金の円相というのでしょうか?私なりに非常に印象的でした。
先日開催された雙暢書道展で、そんな話を河野栖鶴先生にいたしましたところ、いとも簡単に譲っていただけるとのことです。
翌日には、私の所蔵品になりました。
ありがとうございます。
大きくしてみました。
円相 「金環に宇宙の神秘窺へり」と書かれています。
先日金環日食がありましたが、次に東京で見れるのは2312年4月8日(300年後)のようです。
北海道の一部では18年後とも言われています。
いづれにしても、ほとんどの方がもう見れないのでしょう。
さて、よく見ると、(見えないかも)日付が「五月二十一」と書かれていますが、日がありません。
巷の噂では、金色の丸枠を日と読ませるのか?
金環日食で、太陽(日)が消えているので、日を書かなかったののか?
それとも書き忘れたのか?
こんな風に、いろいろと詮索しています。
河野栖鶴先生に直接お伺いしたのですが、“そんなものだよ”との回答でした。
みなさまは、どのようにご判断いたしますか?
私は書を初めて4年半くらいですかね。
まだまだヨチヨチ歩きですが、私なりに楽しみを発見しつつあります。
(萬鶴)