むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

変化するチンドン屋

2013-05-20 | 書道

突然に変なタイトルを付けちゃいました。

変化するチンドン屋です。

調べてみると180年くらい前からの歴史があるようです。

ようはAdvertising(アドバタイジング) 宣伝活動ですね。

土曜日には仕事で武蔵野プレイスに行きました。

駅前のふれあい広場では「スタンプラリー」と言う催しものを開催していました。

 

 

そう言えば、街の変化もあります。

お稽古場の吉祥寺から西へ二つ目の駅に、武蔵境があります。

JR中央線が高架になり、街は一変しつつあります。

この鉄道を高架にする担当もしていました。

行っていた小学校が近くにありましたので、小さいころは野っぱらのこの付近で良く遊んだものです。

この変化に驚くばかりです。

やはり、60年近く経つと想像も出来ないような変化があるのでしょうね。

 

 

お分かりですね。昔懐かしいチンドン屋です。

武蔵野市役所にはいくつもの同好会(クラブ活動)がありますが、このチンドン愛好会もその一つです。

ほとんどが職員で構成されています。

座長の宮さんも同年輩で良く知っています。

 

 

鐘と太鼓のリズムに合わせて、クラリネットやアコーデオン、ギターもあります。

演奏会で聞くような繊細な音ではありませんが、何故か心をウキウキさせますね。

この音につられて、どこまでも付いて行った記憶にあります。

 

 

きっと、ある部分ではシッカリと決まりごともあるのでしょう。

良く分かりません。

みなさんの格好を見ていても正調(古典)な格好もあれば、今風の衣装もあります。

今流行りの「きゃりーぱみゅぱみゅ」のような格好もありました。

古典的なチンドン屋であっても、敏感に時代感覚をどんどん取り入れているのでしょう。

アンバランスがバランスになっています。

 

 

ふと、変化するチンドン屋から、書道の世界を想像しました。

生意気ですが、古典を大事にしながらも今の感覚も取り入れる・・・。

あと10年すると書道人口はどうなるのかなぁ~。です。

特に古典的な分野では組織として活動することが困難になっています。

私が趣味にしている競技ダンスも高齢化が進んでいます。

趣味は誰のために、何のために・・・。

なんか難しくなっちゃいました。

私は先ず宿題と月例競書を書き上げることが先決でした。

 

萬 鶴


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