「遊仙な時間を楽しむ」その4...
お正月も来てしまえばあっという間。
「遊仙な時間を楽しむ」シリーズ最終回となりました。
私が書を始めたころ(今から8年前)
吉野大巨先生の稽古場のそばに古本屋さんがありました。
そこで何の気なしに手に入れた「かな書道の学び方(百人一首帖)」
昭和37年刊行ということは、むさしの墨友会の皆さん、いくつでしたか?
私は中学1年生でした。
実はこれ、定価より安い300円で買い求めたのです。
実に丁寧に仮名の手本が解説されています。
前から仮名の作品を観るたびに何と書いてあるのかさっぱり(;一_一) だったので
少しは読めるようになりたい...と。
せっかくなので 今回 初めてこれを手本に変体仮名を何枚か練習することに...。
こちらはちなみに全書芸1月号の
「学書の手引き(粘葉本和漢朗詠集より変体仮名③)楢崎華祥先生筆」
鶴嶺さんが以前言われていたように
草書に近く その分面白そうなので、これも何枚か練習いたしました...。
その挙句に ようやく1つ
東鶴にとって初めての仮名の作品です。
「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」(紀 友則)
これから もしかしたら 仮名に はまる"かな"?
(そんな時間ある"かな"いかわからないけど...)
今年はうさぎ年...
(長谷川雅峯先生にいただいた うさぎの文鎮です。)
どなたかの賀状にもありました...うさぎのように跳ねる年にしたい...と。
遠くまで跳ねるために 多くの 「ため」 をつくることにいたしましょう。
かな文字・・・
私も凄く魅力を感じています。
本来の文字から発展して、略すと言うより、日本古来の文字になっています。
バランスと言うのか、線の流れに美しさを感じていました。
最近、図書も手に入れました。
・・・これから もしかしたら 仮名に はまる"かな"?
(そんな時間ある"かな"いかわからないけど...)
東鶴さん、“もじもじ”していては駄目ですよ。
東鶴さんは、飲んで跳ねるのでは?
あなた様の体力をお考えになって、遠くでなく、先ずは一歩跳ねる方が良いのかも?!
スカスカおせちではなく、沢山びっしり詰まっていて、見ているだけでも楽しいですね。
ごちそうさま。
新年の書き初めご苦労様です。
墨の調合にも試みられて、とても素晴らしいことと思います。
吉野も墨華新年会での表彰の小品を、書き初めとして50枚ほど書き、その中から20点ほど差し上げました。
他の仲間は書き初めをしたでしょうか?
6日、墨華2月号を発送します。
13日からの稽古は休まずに勉強に来てください。待ってます。
毎度ブログをご覧頂いてありがとうございます。
東鶴のは「書き初め」というより「指初め」
でしょうか?
ま、でも初挑戦の「かな」は、百人一首を現在
のところ7首ほど書き始めました。
こちらは「書き初め」と言えるかも知れません。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。