「心正しければ体正し」
「体正しければ筆正し」
これは、桑原翆邦先生の言葉の一つです。

埼玉県入間郡越生町の龍穏寺書院で書作中の桑原翆邦先生。「墨華帖」平成17年3月刊より
少し長くなりますが、桑原翆邦先生の言葉をご紹介します。
「体正しければ筆正し」
これは、桑原翆邦先生の言葉の一つです。

埼玉県入間郡越生町の龍穏寺書院で書作中の桑原翆邦先生。「墨華帖」平成17年3月刊より
少し長くなりますが、桑原翆邦先生の言葉をご紹介します。
「条幅を書くのには、畳の上に毛氈を敷く書き方、
机の上で書く書き方、色々あります。
私は習慣的に毛氈を敷いて、畳の上で書きますが、
老眼が進むので、眼鏡をかけても具合悪く、
外せば尚具合悪く、困ったもんだと思っています。
古人は「心正しければ筆正し」と申しましたが、
私は「心正しければ体正し。体正しければ筆正し」と、
二つにわけて言いたいと考えております。
専門的になればなる程、態度、姿勢が
大切であることを、知らなければなりません。」
何事も形から入るタイプの私ではありますが、
まずは心から、という桑原先生のお言葉は、
ずしっと来ます。


さて、話はかわって、いよいよクリスマスシーズンも間近に...。

ことしは、皆さんにとって、どんな年でしたでしょうか?
(なんか最近、この私がマジなブログになってしまっているのは、何なんでしょうか?
これって、食べ合わせが悪かったのでなければ、慢性アルコール不足?の末期的症状?)
確かに北区から八王子(しかも駅から離れている)は遠いですよね。
私も小学5年生まで中十条に住んでいたので良くわかります。
みんなで戸板を見に行く会がどのような形になるかまだわかりませんが、ご都合がつけばどうぞご参加ください。
全書芸展に行っていらしてのですね!
吉野大巨先生の超大作、千羔先生の十七帖、遠藤史伯先生の受賞作となると見に行かねば...。
(ムムム、じ、時間がない。)
ところで今日は国立新美術館に全書芸展を見に行ってきました。吉野先生の超大作。奥様の十七条もすてきでした。われらがホープ遠藤史伯先生の準大賞受賞作はさすが日頃の鍛錬の賜物と感心させられる作品でした。
長時間着座しっぱなしのお仕事、お疲れ様です。
私からも一つ・・・。
「肴良ければ酒美味し」
「酒美味ければ仲間良し」
なんてね?
真面目に重い内容を茶化してスミマセン。
先生は毛氈の上に生徒さんが書き残した半切りを敷くと言っていました。
筆の流れに味わいが出るとか・・・。
私は片付けるのが面倒で、机の上に常設?で毛氈を敷いています。(こんどアップします)
真面目な内容はお仕事疲れでは?
水分は十分に補給しているかと思います。
足りなければ、今夜多めにお注ぎしますよ。