むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

青空市で銭湯画を描く

2013-10-01 | 書道

 今年も11月10日に武蔵野市役所の南側市民広場で、「青空市」が開催されます。

毎年、天候には恵まれているかと、記憶しています。

式典や催しを披露するステージ脇には、大きなキャンバスに銭湯画が描かれています。

 

 

 

 

先ず、鉛筆?でレイアウトを入れます。

空の色などから、大きなペンキ用の刷毛で塗っていきます。

そして、湖面や島々の薄い色から描いていきます。

 

 

次に中刷毛や小筆を使いながら立体感ある銭湯画が描かれます。

いとも簡単に、刷毛をたたくように描いています。

それが、やがて迫力ある絵になります。

 

 

松や岩なども無造作に思えるほど、簡単な?筆(刷毛)使いです。

あれよあれよと言う間です。

 

 

 この様な方をなんとお呼びするのでしょうかね。

絵描きさん・アーティスト・職人さん

なんと呼んで言いのか分かりません。

頭の中には白いキャンバスに全体像が描かれているのでしょう。

私たち(私は)も、筆を持つときには全体像や書き上げた書を想像しながら書くことが必要なのでしょう。

簡単そうに見えても、緻密な銭湯画を見習いたいものです。

 

先ずは400円持って、近所の風呂屋に行き銭湯画を見て・・・。

その後、脱衣場で腰に手をあてて、コーヒー牛乳を飲んで・・・。

またまた、自宅に帰って、プシュとビールを飲む・・・。

そこから書のことを考えるようにしますよ。

 

萬 鶴