先日、東鶴さんが長野の山荘で書いた内容で「得所」について触れられていました。
偶然にも、お教室でこの「得所」が話題となりましたのでご紹介いたします。
ここは東鶴さんの執務室です。
壁(かべ)面には軸装・額装・書の楯?などが飾られれいます。
ちょっとした画廊気分です。
何故、ここにあるのかは存じ上げませんが、出来ましたら東鶴さんに加筆していただければ幸いです。
「これは、私が今の仕事をすることになったとき、吉野大巨先生から、桑原翠邦先生の作品「得所」を
お祝いに頂き、それを廣悦堂さんに頼んで額装したものです。」(...東鶴)
秋山彩翆さんがお持ちの教本「爨宝子碑」(さんぽうしひ)です。
「爨」(さん)・・・
*こんな字は中々探せませんが、パソコンの何処かに弁当箱みたない表示があります。
ここをクリックすると、“IMEパッド”と言うものがあって、手書きで字を検索できるのです。
便利な世の中ですね。
難しいいろいろな字も、ほとんど出てきますよ。お試しあれ。
吉野先生から・・・
“隷書から階書に移った時の過渡期”とのご説明でした。
吉野先生、ファックスいただければ加筆いたします。
さて、もう一額装です。
「水流月不動」
“水流の月は動かず”
91歳 西望塑人 と書かれています。
「北村西望氏は武蔵野市の名誉市民の一人です。ポピュリズムに走る政治家が、
国政、地方政治を通じて多い中、ぶれずに一点を照らし続けることの大切さを教えて
もらっています。」(...東鶴)
うむぅ~、唸るばかりです。
段々、奥深い意味合いに、興味を持ちつつある萬鶴です。
面白い!