飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

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秋葉総本殿三尺坊大権現

2018-12-17 00:00:01 | その他

江戸時代、秋葉山「秋葉大権現」は山岳信仰と修験道が合体した神仏混合の
火防の神様として厚く信仰され、秋葉参りは伊勢参りと並んで江戸庶民の人気を
二分していました。

ところが明治になると、神仏分離令により秋葉大権現は火之迦具土神(ひのかぐ
つちのかみ・秋葉神社)と三尺坊大権現(秋葉寺)に分離させられ、
さらに廃仏毀釈令に伴う秋葉寺の廃寺により三尺坊大権現は秋葉山から袋井市の
曹洞宗「可睡斎」へ遷座しました。

三尺坊大権現は、修行により神通力を得た修験僧が天狗となり、火防を司る
神様になられたと伝えられ、
本殿入り口の左右にはには烏天狗と天狗の像が立ち、本殿内には沢山の面が奉納さ
れていました。