飲兵衛の酔写アルバムPartⅡ

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台湾旅行(その13・徳記洋行&安平樹屋)

2018-06-25 00:00:01 | 2018年5月 台湾

こちらは元イギリス貿易会社・徳記洋行の建物です。

台湾では1858年、清朝が英仏米露と結んだ天津条約に基づいて、
1865年、安平と淡水が開港しました。
その結果、ヨーロッパ諸国はこぞって安平に洋行(貿易会社)を設置しました。
徳記洋行は5大洋行の一つに数えられ、台南を拠点に茶、樟脳、砂糖などの輸出
を行いました。

徳記洋行の建物は、日本統治時代には「大日本塩業会社」の営業所として使われ、
日本の撤退後は「台南鹽場」の事務所や宿舎として使われていました。
1979年に台南市政府によって改修整備されて、一般に公開されています。







神戸の異人館を思い出しました。









徳記洋行の奥に「安平樹屋」があります。
敷地内にある倉庫だった建物がそのまま放置され、大きなガジュマルの樹にに覆われ
てしまったのです。。
樹木の持つ生命力とパワーは正に圧巻でした。






















上から見たところです。








こちらが安平樹屋の内部です。