さて今回は、シースという管をどうやって動脈に入れるのか、紹介します。
私たちが脈をとる時に触れる手首の血管も動脈のひとつです。ちょっと触れてみて下さい。トクトクと脈打っていますよね?これは、心臓がぎゅっと縮んで全身に血液が送られる時に、圧力がかかっているからなのです。ですから、動脈に穴が空いたら大変です。すごい勢いで血が吹き出ます。
ではどうやったら、そんな圧力のかかった血管に管を入れられるのでしょうか?
まず動脈に挿入する管に特徴があります。針先が2重になったものが使われるのです。
これを動脈にゆっくりと慎重に刺して、先端がしっかり動脈の中に入ったら外の筒だけを残して、中の筒を抜きます。
そうすると血液がビュッと逆流してきます。その状態で細いワイヤーを慎重に入れます。
ワイヤーが十分奥まで入ったら、指で押さえながら外の筒を抜きます。そしてワイヤーに沿わせながらシースを入れます。
最後にワイヤーを抜けばOKです!
どうです、分かりましたでしょうか?この手順を丁寧に行うことで、安定してカテーテル検査ができるようになったのです。
このシースは足の付け根の動脈だけでなく、肘の内側の動脈や手首の動脈などにも入れることが出来ます。
ただし手順が理解できても、すぐに入れられるようになるわけではありません。何度も練習して、やっと一回で入れられるようになるのです。最近では練習するキットもあります。
若手の先生たちには、ぜひ頑張って欲しいと思います。
さて、次回はこのシースから入れたカテーテルを頚部まで進めていく方法を紹介します。楽しみにして下さいね!
私たちが脈をとる時に触れる手首の血管も動脈のひとつです。ちょっと触れてみて下さい。トクトクと脈打っていますよね?これは、心臓がぎゅっと縮んで全身に血液が送られる時に、圧力がかかっているからなのです。ですから、動脈に穴が空いたら大変です。すごい勢いで血が吹き出ます。
ではどうやったら、そんな圧力のかかった血管に管を入れられるのでしょうか?
まず動脈に挿入する管に特徴があります。針先が2重になったものが使われるのです。
これを動脈にゆっくりと慎重に刺して、先端がしっかり動脈の中に入ったら外の筒だけを残して、中の筒を抜きます。
そうすると血液がビュッと逆流してきます。その状態で細いワイヤーを慎重に入れます。
ワイヤーが十分奥まで入ったら、指で押さえながら外の筒を抜きます。そしてワイヤーに沿わせながらシースを入れます。
最後にワイヤーを抜けばOKです!
どうです、分かりましたでしょうか?この手順を丁寧に行うことで、安定してカテーテル検査ができるようになったのです。
このシースは足の付け根の動脈だけでなく、肘の内側の動脈や手首の動脈などにも入れることが出来ます。
ただし手順が理解できても、すぐに入れられるようになるわけではありません。何度も練習して、やっと一回で入れられるようになるのです。最近では練習するキットもあります。
若手の先生たちには、ぜひ頑張って欲しいと思います。
さて、次回はこのシースから入れたカテーテルを頚部まで進めていく方法を紹介します。楽しみにして下さいね!
たくさんの先生が習得され、いろんな病院でも受けられる治療になることを願います。
私は、くも膜下出血と、同時に脳動脈瘤の
クリッピング手術も行いました。
後から家族から聞いたのですが、非常に
危険な状況であったとの事でした。
まだ、高次機能障害で悩んでいますが
他の後遺症はなく、奇跡と言われてますが、
本当は、担当の先生のお力と、吉村先生のように
日々、新しい術式への挑戦と、絶え間ない努力の
お陰なのですね。
ありがとうございます。
手術して頂いた先生のおかげです。
あと、看護師さん、リハビリ士さんのおかげです。
今はまだ、てんかんの後遺症と闘っておりますが
頑張ります。