世の中には桁違いのバカというものがいまして、
まあ、自民党の世襲議員ともなると、どんなあほなことを言ったりやったりしても周りがちやほやするだけなので、どうしようもないアホに育つわけですね。
安倍君を見ればわかりますけど、本人は何の能力もないんですよね。まあ、できるのは平気で嘘をつくぐらいですか。
どんな馬鹿でもできる職業というのが「自民党の国会議員」ですね。
こういうのがいます。
古屋圭司
党憲法改正実現本部長として橿原市にて講演前に神武天皇が祀られる橿原神宮を参拝。
天皇制度は如何に男系男子による継承維持が歴史的に重要か、神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体であることが、「ニュートン誌」染色体科学の点でも立証されている。近代の男女同権という価値観とは次元が異なる。
古屋亨の甥で養子なんですね。これが党憲法改正実現本部長というのはさすが自民党というしかありませんが。
ローマ皇帝は、男子の子供がいない場合、養子をとって後継ぎにしたりしていましたが、まず必要な条件は優秀であることですよね。日本でも割とそうだったと思うのですが、馬鹿をわざわざ養子にして後を継がせるという行為は意味がわかりません。そのまま家系が途絶えたほうがましでは?
ま、それは大手おいて、こいつが言っているこの「Y染色体」は一体何のことなのかという問題がありますね。
Y染色体は雄には普通あります。雌には普通ありません。
だからまあ、男の天皇にはまずあるでしょうね。完全に「だから何?」案件なんですが、
「全く同じY染色体」と言っていますね。同じではないY染色体がある、種類がいろいろあるということですかね。それもこの言い方だと全く同じY染色体というのは非常に稀というか、それが血のつながりを示すものであるかのような物言いですよね。
実際のところはもちろん何の意味もないんですが。
「Y染色体」がY染色体のことを言っているなら
Y染色体
こういうことになりますが、当然、何の意味もないですね。
これを言い出したのは、竹内久美子というトンデモさんですね。完全に頭がアレな人ですが、こういう「説明」(棒)をしているのですね。
神武天皇のY染色体です。男しか持たない性染色体Yは、父から息子へ純粋に受け継がれ、男から男へ、つまり男系でつなげている限り、そのままの状態を保ち続けます。性染色体Xも、その他の常染色体もこういうことはなく、わずか数代で「薄まって」しまいます。
「Y染色体」が薄まるですって。何を言っているんですかね。
サラブレッドの繁殖で同じ馬の血が入る(比喩ですよ)インブリードでは、薄いとか濃いとか使いますが、染色体の話なんですかね?
まあ、彼らの脳内では意味があるのだとして、
次の疑問は「ニュートン誌」ですね。
あの「Newton」に問い合わせをした人がいます。
Y染色体
Newtonから回答きました(議員のお名前に誤った漢字を使用してしまいましたので改めて)
「神武天皇と今上天皇のY染色体について言及した記事はない」
とのことです。
問い合わせをした人は他にもいますが、同じ回答でしたと。
そんな記事はないということですね。なぜ自民党の馬鹿は嘘を平気でつけるのかよくわかりませんが、まあ、自民党だからでしょうね。
まあ、普通に考えてそんなことを載せるとしたら、「月刊ムー」か、WILL(産経新聞社)、HANADAぐらいですよね。
それから、そもそも神武天皇が存在するのかわからないのに、どうやって「Y染色体」を調べたのか。
遺体でもあったのか。あるわけないですよね。あったら、世紀の大発見ですよ(大爆笑
さらには、今上天皇のY染色体は、マジで調べたんですかね?物理的には実行可能ですが、しかし現実の問題としていったい誰がそんなことやる?
もうなんというか、完全に馬鹿すぎて、あらゆる点でバカすぎて、うんざりしますね。
こういうことっておそらく、大日本帝国時代なら不敬罪になるのではないでうすかね。
ようするに、ただ天皇を利用して自分たちのバカ言説を広めたいというだけのことでしょ。
しかし、自民党の世襲議員がことごとくバカなのは、もしかして「Y染色体」に欠陥があるのでは(差別発言につき以下略)
いや、世襲じゃなくてもバカですよね。
ところで、日本には負けますが、ロシアも結構間抜けです。
ディストピア ロシア
モスクワ警察の超アナログ作戦。フル装備の警察官が通行人市民のスマホのメッセージをチェック。拒否する市民からはスマホを没収。反政府的なメッセージがあれば拘束か?
SF映画にさえなかった間抜けなディストピアがロシアに出現している。
プーチンがいなくなることはロシアの人たちにもよいことだと思いますが、しかし、プーチンの後、民主的にゴルバチョフのような政治家を選ぶことができるのかという大きな問題が。
今日は
Tubeway Army - Are 'Friends' Electric?
これを聴いて元気になる日。
あ、「国際女性デー」なんですが、それに合わせた音楽の企画を考えていなかった・・

| Trackback ( 0 )
|
 |
|
|
|
|