マギーの雪の思い出は、大阪で隼人と暮らしていた時の事です。
雪を観たくて車を走らせている内に、福井まで来ていました。
16時が近い、誰もいない砂浜を二人だけが歩いていました。
雪に覆われた浜辺に足跡を付けるのは、何か罪を犯している気分でした。
雪が全てを吸い込んで、波の音さえしない浜でした。
対座式後部座席を倒してベッドにして、
小さな折り畳み座卓を、布団を足下に寄せて作ったスペースに広げ、
ドライブスルーで買った温かい飲食物をその上に載せて、
二人のワゴンはそのままマイホームでしたね。
名前まで付けていたワゴンは、直接小さな吹雪の中で震えながら、
その内側でマギー達に暖かく優しい時間をくれましたね。
あの日も1月15日でしたね。
仕事が休みの日にはいつも、動く家で過ごしましたね。
雪を観たくて車を走らせている内に、福井まで来ていました。
16時が近い、誰もいない砂浜を二人だけが歩いていました。
雪に覆われた浜辺に足跡を付けるのは、何か罪を犯している気分でした。
雪が全てを吸い込んで、波の音さえしない浜でした。
対座式後部座席を倒してベッドにして、
小さな折り畳み座卓を、布団を足下に寄せて作ったスペースに広げ、
ドライブスルーで買った温かい飲食物をその上に載せて、
二人のワゴンはそのままマイホームでしたね。
名前まで付けていたワゴンは、直接小さな吹雪の中で震えながら、
その内側でマギー達に暖かく優しい時間をくれましたね。
あの日も1月15日でしたね。
仕事が休みの日にはいつも、動く家で過ごしましたね。
マギーは 何とロマンティックな時代を過ごした事でしょう、
彼が沢山の経験を分けてくれたわ。
こんなに過去を振り返るのは、マギーにも終わりが近いのかな?
まあ、学校が休みになり(を休んで)、
家で雪遊びをするのが楽しみだっただけですが。
ところで、小さいころの私は、
たまに家が動くところを想像していました。
そして、行きたいところに家ごと移動できたらなんて思っていたのです。
そして、移動している間に準備をしたり、
寝ている間に学校に行けたらいいだろうなあなんて考えていました。
でも、これではずる休みできない!