仲間には悪いけど、余計な心配掛けてるかも知れないけど、
東京から戻ってからこっち、夜のSkypeを控えている。
代わりに、ラジオドラマをYouTubeから拾って檜と楽しんでいる。
ベッドには遅くても22時前に檜と二人で入る。
檜は携帯、マギーは本と、違う物に注意を向けてても、足先が触れ合うだけでいい。
おそらく中高生向けの、ちょっとファンタジーのシリーズを今、読んでる。
その中に、マギーが心の引き出しにそっとしまってる人と同じ名前が出て来た。
ただそれだけの事なのに、優しい血の流れが足先から全身へ巡る。
マギーが愛し、愛された人たちにもこんな瞬間があるのかしら?
彼らの心にマギーは出入りさせて貰っているのかしら?
たとえ思い出したくもない存在としてでも。
現実に帰って、今日は久しぶりに蘭子とお昼します。
マギーが故意に距離を置いてても、蘭子は今は大丈夫。
野路菊は毎日、蘭子と電話し合ったり、何かと贈り物を交換してるし、
芒は蘭子の眼に、いや、召使いになっている。
雪柳がいた時と同じ様に、蘭子に懇願されて、お泊まりもしてる。
お泊まりのヘルパーさんがいるのにも関わらず。
お泊まりのヘルパーさんがいるからこそ、男性の芒を泊めても害はない。
これが蘭子の信条なんでしょう。
東京から戻ってからこっち、夜のSkypeを控えている。
代わりに、ラジオドラマをYouTubeから拾って檜と楽しんでいる。
ベッドには遅くても22時前に檜と二人で入る。
檜は携帯、マギーは本と、違う物に注意を向けてても、足先が触れ合うだけでいい。
おそらく中高生向けの、ちょっとファンタジーのシリーズを今、読んでる。
その中に、マギーが心の引き出しにそっとしまってる人と同じ名前が出て来た。
ただそれだけの事なのに、優しい血の流れが足先から全身へ巡る。
マギーが愛し、愛された人たちにもこんな瞬間があるのかしら?
彼らの心にマギーは出入りさせて貰っているのかしら?
たとえ思い出したくもない存在としてでも。
現実に帰って、今日は久しぶりに蘭子とお昼します。
マギーが故意に距離を置いてても、蘭子は今は大丈夫。
野路菊は毎日、蘭子と電話し合ったり、何かと贈り物を交換してるし、
芒は蘭子の眼に、いや、召使いになっている。
雪柳がいた時と同じ様に、蘭子に懇願されて、お泊まりもしてる。
お泊まりのヘルパーさんがいるのにも関わらず。
お泊まりのヘルパーさんがいるからこそ、男性の芒を泊めても害はない。
これが蘭子の信条なんでしょう。