参議院議員選挙が始まった。定数の半分の改選議席を争う国政選挙だが、政策的差異は余り感じられない。
総選挙は政権選択という大きなシンボルがあったが、今回の参院選はねじれ国会の解消が最大のポイントらしい。二院制の意義も本当はもう少しスポットが当たってもいいテーマなのに、どうも国会というところは自分たちに直接係る問題は避けて通るようである。衆院と参院が違う答えを出しても二院制をひく我が国にとっては当然ではないだろうか。ところがいつの時代からか参院も衆院同様、政党選挙が主流になってきてしまった。衆院のチェック機能なんて到底不可能なことは明白である。
参議院議員は衆院に議席を持つ政党に属さない人がなることの方が至極当然なこと。衆議院のコピーが参議院なら一院制でも構わないのである。
参議院議員の人数を思い切って削減し、衆院を縮図化した構図にならないような改革が必要だと思うが、今のままでは結局何も変わらないかもしれない。
日本の政治は本当に低次元な領域を脱しきれない・・・情けない!
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