岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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公示送達

2012-05-08 06:44:58 | 国際・政治
 連休中に新聞報道された一人の市会議員の行動を巡り、昨日幹事長会議が開催された。ことの発端は「市議失踪?」という驚くような夕刊記事からである。会派の会議を無断欠席、連絡が取れない、自身のブログには自殺が推測される記載がある・・・・・ついには警察へ捜索願いを提出。そりゃ誰でも驚きますよね。そしたら翌日郵送で議員辞職願いが役所宛に届き、議長が受理したという。何があったかは知るすべもないが、彼は昨年4月に初当選したばかりの新人で、まわりの期待も大きかったと思う。それだけにこうした行動は応援して頂いた方々(支援者)に対し失礼極まりない。こうした理解に苦しむ行動は、実は昨年の9月定例会でも途中から音信不通になった経緯があるので、2回目だが、会派の諸先輩は何も相談やアドバイスをしてやれなかたのか不思議に思う。
 驚くことに、失踪か?の新聞報道以来、毎日のようにブログが更新されている。音信不通ではなく、単に逃げ隠れているだけのように思われる。一人の大人の行動としてまわりに迷惑のかからないようにすべきである。しかし、通常だと本人の申し出によれば、その場で辞職が認められるが、前代未聞の郵送による辞職願い(本人の居場所が不明)により手続きが大変面倒なことになるようである。正式に辞職扱いになるには裁判所に対し「公示送達」の手続きが必要になるという。聞きなれない法律用語だが「公示送達」とは訴訟上の書類の送達を受けるべき者の現在地が不明であるか或いは通常の方法では送達し得ない場合に、一定期間、裁判所の掲示板に掲げてする送達。と本人からの辞職願いなのに期間が必要になってくる。そうなると当然、この間の報酬や政務調査費は支払われるし、更に昨年一年間の政務調査費の報告は一切行われていないという。
 いずれにしても無責任極まりない行動だと言わざるを得ない。言い分はきちんと言えばいいし、議員を辞めるのは自分の意思だが、少なくとも支援者に対する説明責任は免れない。知りうる状況から判断するとプライベートな部分で議員を辞めるような感じがするが、議会に対して何か言いたいことがあれば自らの口で言ううべきである。
こんなことをブログに書くことは本意ではないが、彼に発信できる方法は今のところ私にはこれしかないのであえて書いたが、議員以前に大人として責任感を持った行動をとるように願って止まない。





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