岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

公式ホームページはこちら→ https://sscgifu.wixsite.com/sscgifu

岐阜市議会の質の低下要因

2015-06-25 14:45:35 | 国際・政治
 6月の定例会も終盤。常任員会での討論採決も終了し、本会議での採決を残す日程になった。
新たな顔ぶれで始まった定例会だけに期待も大きかったが、結局議会の質が上がりそうな兆候は
残念ながら感じられなかった。
 代表質問や一般質問内容を聞いていると一部を除き「私の主張」「意見発表」が大半で、登壇
したという既成実績をつくるためのものが大半。人が過去に質問した内容のコピーや自分の思いだけを
話して答弁とまったく整合しなくても形式的な質疑応答に終始したもの・・・何となく情けない。
 委員会では賛否を表明するが、何故賛成なのか、討論もなしで挙手する方々が多いこと。
 時として地方議会からも国政に対してものを言わないといけない事案も多い。
 例えば今話題の安保関連法案をどこまで理解をしているのかよくわからないが、中央の自民党政権に対し
自民党地方議員が「国民の声はこうだから、法案審議は慎重に・・・」なんていう程度の意見書一つ出さない?
出せない政治体制は本当に大丈夫なのか、不安で仕方ない。
 政党政治を否定する立場ではないが、政党論理が優先するなら地方議会は不要だと思う。
 時の政府や権力に対して地方議会が閉口してしまったら民主主義は終わる。
 誰のために政治をやっているのか、貴方は誰の代弁者なのか、岐阜市議会もいつの間にか「寄らば大樹」
「長いものには巻かれろ」が横行する風潮になってきている。
 個の主張や意見は明確にするべきだし、同志や会派内で議論を積み重ねない体質は「怠惰」だと揶揄され
ても仕方がない。みんな頑張ろうよ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿