岐阜市議会議員 柳原さとる 公式ブログ(SY blog active report)

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ぶれない信念とは?

2017-03-10 09:02:23 | 国際・政治
☆岐阜市の新庁舎は平成32年度末の完成に向けて、実施設計案が公表された。
 基本的には平成27年秋にに公表された基本設計と大きな変更点は無く、建設事業が順調に
進むものと感じていたが、当初予算を審議する議会前に、にわかに内部の構造物の是非を問うような
一部マスコミによるキャンペーンが始まった。
 基本設計の段階でも指摘できたことが何故今問題視されるのか、説明不足か理解不足か理由はわからないが、
その報道に対して市の幹部は右往左往している。
<☆庁舎東側のエレベーター問題>
 メインの5基エレベーターと違い、セキュリティ重視、緊急用使用が主たる設置理由であったが、新聞の活字
になると「特権エレベーター」として市長・副市長、議員の専用エレベーターだと報じられた。
 しかし議会フロアーは県や他の自治体にあるような議会棟が建設できないので(土地スペース等)庁舎本体に
附随して4階に設置するため、セキュリティーの重要性を高めた施設にしてほしいという要望が議会側からもあり、
議会への侵入経路は、一定の手続きが出来る事務局経由を基本として考えられていた。当然、問題視されたエレベーター
設置の要望は、議会サイドからはあがっていない。むしろ無いほうが良いのである。しかし当初の設置目的を思慮すると、
庁舎機能の中に一般来庁者が、間違えて議会フロアーに入らない配慮、セキュリティ目重視の整備がなされても理解が出来るという
判断をした次第。議員がそれを専用に使うなんていう発想は何処にもなっかたのが真実である。
 そんなことは市長は十分理解をしているはず。聞いていないなんてありえない。それを市民にも気軽に使ってもらうために扉を撤去
して開放するという。当初の設置目的であったセキュリティ重視、緊急時対策は何処へいってしまったのか。
 「ぶれない信念」で行政運営に臨むとした今季定例会の市長の所信表明は何だったのか?笑止である。