【2007-2008年3月】
スポンサーのサバルティLtd.さんが、長袖ユニフォーム(アウェイ)を開発。
(移籍選手情報)
フェリーチェ・デル・モナコ(ルートン) 24試合3点1AST
アルマンド・ココ(カタンザーロ) 23試合出場
加藤良樹(アタランタ) 17試合出場
コッラード・ピアヌ(アルビーノレッフェ) 1試合出場
イタリアリーグA・第29節
キエーボ・ヴェローナ 1-2 ジェノバCal
(得点) 58分 オビンナ・ヌリフォー(キエーボ・ヴェローナ)
84分 フランク・ジャジェジェ(ジェノバCal)
90分 ボルハ・バレーロ(ジェノバCal)
58分にカウンターから右の方へ抜け出し、ヌリフォーが左上へシュートを決めて、キエーボ・ヴェローナが先制。80分過ぎても点が入らず、苦しんでいたジェノバCalだったが、84分にジャジェジェが一度は弾かれたボールを再び押し込み、同点。そして、これでは試合は終わらなかった。アディショナルタイムに、右で粘っていたジャジェジェがグラウンダーでエリア内にパスすると、それをバレーロが右下へ流し込み、逆転。これで、リーグA9勝目とし、二桁勝利へ王手をかけた。
イタリアリーグA・第30節
今度の相手は5位ながら、優勝争いしているフィオレンティーナとの対戦。最低でも、何とか引き分けになって、あわよくば、10勝目をゲット出来ないか。
しかし、そんなに甘くなかった。11分、ゴール前で粘ったが、フィオーレのシュートで、フィオレンティーナが先制。何とか打開しようとするジェノバは、44分、バレーロのクロスをマクマホンが足の裏で押し込むも、ボールは右に逸れる。後半は、攻めの形を作らせてもらえず、守りでも粘っていたが、82分にCKを起点とした攻撃から、押し込まれるも、一度は防いだが、後ろにいたバルザーリが押し込み、リードは2点に広がる。その後も何もさせてもらえず、フィオレンティーナに完封負け。
ジェノバCal 0-2 フィオレンティーナ
(得点) 11分 フィオーレ(フィオレンティーナ)
82分 アンドレア・バルザーリ(フィオレンティーナ)
イェルーン・ケティングにキエーボ・ヴェローナが接触しているので、2年契約、150%アップの年棒6000万で契約更改。
イタリアリーグA・第31節
アタランタ 0-1 ジェノバCal
(得点) 24分 イェルーン・ケティング(ジェノバCal)
前半は、ある程度、攻めていて、点も取ったけど、後半はアタランタの必死な攻撃に押されたのか、受け止めたのか、攻められる時間が多かった。そういうサッカーも良いが、相手の焦りからカウンターで点を積み重ねられるチームになれば良いと思っている。これで、リーグA10勝目と二桁に乗せた。
リーグA、30節終了順位
① ユベントス 22勝2敗6分け 72 52-18 +34
② インテル・ミラノ 22勝5敗3分け 69 56-18 +38
③ ASローマ 21勝3敗6分け 69 51-13 +38
④ ACミラン 20勝2敗8分け 68 62-17 +45
⑤ フィオレンティーナ 22勝6敗2分け 68 58-17 +41
⑥ S.S.ラツィオ 13勝9敗8分け 47 30-24 +6
⑫ ジェノバCal 10勝13敗7分け 37 20-32 -12
5位までは最後まで、どこが優勝するか分からない面白い状態で、クラブ名を見ても、全て納得のクラブばかり。5位と6位の差が21もあり、6位は日替わり状態。その6位との差が10で、ウチが6位になる可能性もある。ただ、そこを目指すと、7月に強制で大会に出なければならなくなるかもしれないが、それでも、少しでも順位を上げられるよう頑張りたい。
アジア・オセアニアクラブカップ準決勝
ジェノバ、格下にPKの末、準決勝敗退
ジェノバCal 0-0 アル・クウェート(クウェート)
PK 3-4
前半は、ケティング、ジャジェジェなどがシュートを放つが、枠すら捕らえられない。後半から攻めの指示を出し、55分からは猛攻の指示をかけ、それは、試合が終わるまで続く。結局、シュート9本放ちながら、ジェノバはゴールを割ることが出来ず、決着はPK戦へ。1人目のカーソン、2人目の途中出場ジュリー・トニは続けて決めるが、3人目のフォリオが止められ、相手の3人目も外す。4人目のエンギスは決めるが、相手も決めて、勝負は5人目に。その5人目も、ヨン・モジャと相手の選手が止められ、6人目のマクマホンと相手の選手も外す。7人目のケティングまでもが止められ、相手選手の7人目が決めて、アル・クウェートが決勝進出。ジェノバCalはベスト4で敗れた。
敗因は、前半は相手が格下だから、いつでも得点出来ると括って、いつものように試合を進めて、なかなか点が取れなかったこと。いつものようにプレイするのは良いが、それで決められないのは、相手を舐めていたのと、選手のプレイに危機感が無かったこと。点を取れなければ、PKにまでもつれ込むのは大会のルールで分かっていたことだ。だから、前半の早い時間に点を取って、自分達のペースに持ち込むべきだった。
A・A・Cオーナーのコメント「勝ち進むことが出来なくて非常に残念だし、悲しいことだ。我々は優勝して当然というプレッシャーの重圧が選手に圧し掛かっていたのかもしれない」
会長のコメント「早い段階で点を取れなかったことにより、アル・クウェートにPKに持ち込めばチャンスはあると思わせて、最後まで守り切られて、本当に、そのようになった。勝負事だから、こういう事もある。来季に出られれば、リベンジして、今度こそ優勝したい」
イタリアリーグA・第32節
今度の対戦相手レッチェは、現在8位で、お互いに6~13位グループ(14位とは8差)の中にいる。そういう混戦を楽しみながら、勝利を目指していきたい。
ジェノバCal 2-0 レッチェ
(得点) 6分 ブライアン・マクマホン(ジェノバCal)
56分 フランシスコ・ヘラルド(ジェノバCal)
(警告) 17分 マルコ・ベコラーリ(レッチェ)
(負傷) 17分 イェルーン・ケティング(ジェノバCal)
6分、マクマホンのミドルシュートにGKオリピネリが意表を突かれたのか、反応出来ず、ゴールネットに突き刺さり、ジェノバCalが先制。その後は、追加点が取れず、レッチェの攻撃に苦しめられる。だが、56分に、今度はヘラルドのロングシュートを、オリピネリは、これも意表を突かれたのか、弾くのが精一杯で、ボールはゴールへ吸い込まれる。その一方で、ジャジェジェの雑なプレイが目立った。ジャジェジェは、ここまで3点4アシストとFWとしては物足りない成績だ。20歳という若さ故に、高いレベルを求めるのは、まだ難しいのか。それでも、能力はあるだけに、長い目で期待はしたいが・・・。試合は2-0の完勝で、借金を2にまで減らした。