「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

サクラと雪で英霊の想いを祭る

2010-04-17 22:05:09 | 松川村議会の動き

4月17日(土) 今朝は、突然の積雪で庭の水仙もクリスマスローズもヒヤシンスもみんな首を曲げて冷たく重い雪に耐えていました。

 松川神社の春季例大祭のため、村議会議員と事務局は朝8:00頃から準備をしました。手も声もかじかむような寒さでした。手分けして忙しく準備をしましたが、私も9回目の準備でしたが今までで初めての寒さでした。

 境内の桜も昨日は咲いていましたが、今朝は下を向いて寒さをしのいでいるかのようでした。

 用意した榊が雪でぬれていたため水を拭ったり、雪かきをしたりいつもより準備に時間がかかりましたが、祭りの準備も全員の力で万端整いました。これからも厳粛に伝統を継承し、祀っていくことを誓いました。020 022 027_2 031 033          

平林宮司と湯口神官の息のあった神事の進行はとても見事でした。また、私も初めての司会を務め、心をこめて進行しました。41分で神事の一切は終了しました。

宮司の平林氏が「南方の地テニヤンに行ってきました。戦火の中で命を落とされたときに、きっと故郷を思い出したことと思います。しかし年中暑く、山も四季も無いおよそ故郷とは違う土地で、きっと懐かしい季節や雪など思い出されたことでしょう。今日の桜と雪はきっと英霊の想いが現れたのかと思います」と話されました。030

 


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