松川村・大町市の仁科氏に関するロマンあふれる歴史を歩きました。
講師は奥原國乘氏。約30人が参加して、レイラインを聞き、現地で体験し、クマザサの中を廟所と言われる地点に行きました。
観松院の弥勒菩薩半跏思惟像を拝観して、古代の歴史に思いをはせました。
奥原講師の文より=雨引山の高さが1371m、三島神社の標高は688m。雨引山の約半分となります。このラインはレイラインと言って250km遠く伊勢神宮内宮に至っています。
角度は23°50’です。
このラインを引いた人は、白山高根、仁品王の家臣で、道の司の役でした。時代としては垂仁天皇後半、伊勢神宮内宮に天照大神ご遷座して間もなくのこととなります。
国中に被害をもたらした伝染病がようやく終息した頃にあたります。四道将軍が派遣され、姫川を遡上して崇神天皇の末子、仁品王が配下を連れてこの地に入植した時代。310年代前半と言う事になりましょう。
そば処 こうや の美味しいそばをいただきながら、ロマンを語り合い、次回開催を楽しみに解散しました。