穂高広域施設組合議会第1回定例会の報告
開催日時 平成28年2月9日午後３時
出席議員 平林寛也 白澤富貴子
穂高広域施設組合議会は6構成市町村の、安曇野市９名・池田町２名・松川村２名・生坂村２名・筑北村２名・麻績村２名の１９名です。(安曇野市平林議員欠席)
議案等全会一致で可決しました。予算等関係資料は議員控室
別紙資料 ①新ごみ処理施設処理方式の提言書
②新ごみ処理施設計画概要
③理事者・議員等名簿
④施設建設までのスケジュール
⑤分担金負担金一覧表
(新施設の目的)現在は平成６年９月竣工のごみ焼却施設で処理を実施。
稼働後２０年経過し新施設整備時期である。
温室効果ガス排出量削減が求められている。
そのため、既存ごみ施設に代わる新たな焼却施設建設を決めている。
新ごみ処理施設整備基本構想(新エネルギー回収施設)を平成27年3月に策定している。
日程1 議長選挙 平林寛也副議長により議長選挙 指名推選で安曇野市濱昭次議長
全員協議会で、新ごみ処理施設処理方式の提言書の説明で、処理方式は「焼却」および「バ
イオガス化+焼却」の両者を選択を、灰の溶融は行わない、これを選択肢にとあり、2016
年度中に決めるとした。
✿新ごみ処理施設は、平成３３年度稼働開始・公設で民営の手法であるDBO (デザイン・ビルド・オペレータ) 方式を取り入れ・民間活力を導入・最大処理能力は１日１２０㌧(６０㌧×２基)とし・タービン発電設備によりエネルギーの有効活用を行う。
可燃ごみ・し尿汚泥の平成３３年度年間排出見込を30,588㌧とし、災害受け入れなども加味して1日24時間燃焼で120㌧とし、これは現在の1日16時間燃焼で150㌧より規模が小さい。
計画は28年度環境影響評価等・28～29年度事業者選定・30～32年度建設工事等・33年度(2021年度)稼働との計画が説明された。
議案第1号は、27年度一般会計補正予算で、499万円追加し総額11億9737万円。内容は繰越金等処理。
議案第2号は、28年度一般会計予算で、11億7047万円。(昨年11億9247万円)
※環境影響評価業務委託を27・２８・２９年度で実施し、28・29年度分4026万円を債務負担行為(国県支出金1342万円・一般財源2684万円)。
歳入のおもなものは、分担金等8億2049万円（昨年より493万円減）(松川村分担金は
6227万円)・負担金5907万円・使用料の余熱利用施設使用料1493万円・手数料はご
みおよびし尿処理3億307万円・新たに衛生費国庫補助金1591万円(循環型社会形成推
進交付金)・繰越金1000万円・鉄くず売却代など雑入381万円。
歳出のおもなものは、
・総務管理費4679万円で一般管理費が4647万円
・衛生費の清掃費は9億4627万円で、
◎じんかい処理費6億1852万円(施設運転維持管理委託約1億2636万円・焼却灰処分
委託料8586万円・焼却施設工事等約1億2562万円)
◎し尿処理費1億5509万円(電気料3037万円・し尿処理薬剤費1342万円・施設運転
維持管理委託料3339万円・補修工事など4320万円)
◎施設整備費は1億7266万円で昨年より2684万円増(新施設整備の環境影響評価の委
託など債務負担の28年度分2970万円・新ごみ施設整備運営業者選定業務委託1529万
円・新ごみ施設建設用地地質調査業務委託350万円・じんかい処理施設等整備基金積立等
1億1177万円)
・余熱利用施設費8882万円は前年より494万円減。
7233万円を一般財源で支出し、見込みの利用料は1648万円です。
プール・風呂など管理委託料3064万円・電気料など需用費3161万円・施設補修など
1158万円。施設は熱効率が課題ですが、新施設で余熱利用施設を考えるとのことです。
松川村の利用は全体の3.4㌫で分担金は576万円です。よい施設ですから利用しましょう。
・公債費7798万円は、し尿処理施設6232万円の施設建設償還金と、じんかい処理施設分
1306万円・利子258万円。
・予備費1,000万円。
報告 白澤富貴子