「ふきぼこ通信」

北アルプスの麓「安曇野松川村」から、季節の風にのせて発信していきます。

高校再編懇談会

2009-04-22 00:43:10 | 活動

4月21日(火) 大町合庁で県が高校再編の懇談会を開催しました。

 村の3人の女性議員で参加しました。説明の後質疑応答がありました。

 経過について納得がいかない・地域の高校教育を大事にしたいなら、小規模校の定員を増やし、松本市などの規模の大きな高校の学級数を減らしてはどうか・中高一貫校とし全寮制にしてほしい・中国語教育をしてほしい・地域の意見はどう吸い上げるか・天と地、水と油の高校をどうやって一緒にするかなどいろいろ意見があり、きつい言葉や長い意見など、真剣に考えている地域の意見がたくさん出ました。

 最後に大町北高校の倉科同窓会長が「地域として誇れる高校づくりをする」といくつかの意見を集約して決めた。このことに向かって、子供達のため力を合わせていきたい。と意見を言い、その意見で納得しました。

 大北で今年702名の13歳の子供は、平成33年には462名になり、松川村も119名が85名になるという少子化の統計を正面から受け止めて、地域の意見を出して具体的な方向を先取りして取り組む必要を感じました。

 計画では、今年6月までに再編計画を決定し、平成30年度までに実施する。としています。また、適正規模の最低は、2学級・全校で160名で、未満となれば分校とする。だが地元の利用が50%ならいい。それでも120名未満となると分校(地域キャンパス)とする。

 高校教育課長の小林氏は、高校の職員が「完全に新しい高校を創るならどこに」の質問に「県有地に」と答えましたが、昨年の検討段階での説明には「新しい高校はどちらかの敷地にではなく、完全に切り離して別の地に設置する」ときっぱり話していたので、また確認していきたいと思います。024