9月2日(土) 今日の松川村は、すずむしの音色がいっぱい。
第1回すずむしサミットが行われ、仙台・栃木・滋賀・珠洲そして京都「鈴虫寺」のすずむしなどの交換会や、全国各地の地域おこし活動と、大自然の懐でのきれいな空気ときれいな水・虫をはぐくむやさしい地域の輪と人間性など、しばらく忘れかけていた、「人間と虫の社会」について、大事なことを気づかせてくれる、とっても良い時間がもてました。
村観光協会では、「クリスタルシンフォニー」を、有明山社で開催し、沢山の企画があり、最後に「正調安曇節」を中心に、杉の木々に囲まれた境内で、しっとりと安曇節保存会の方の唄に合わせて、サミット参加者の方々とが輪になり踊りました。
80何年か前の大正12年の今頃、榛葉太生氏が消防団の仲間の山崎氏・久保田氏・榛葉氏・古畑氏等と、毎夜暗い境内で踊りの振り付けをしながら、安曇節の踊りを創作された当時を偲び、「きっと榛葉先生が喜んでいらっしゃるでしょう」と、改めて保存会のご活躍に感謝の思いを強くしました。
良い環境にしか育たないすす゜むし。 この環境と力を合わせる村民性は、誇りとして村おこしにと誰もが感じています。
良い日でした。 明日につながる糸がしっかり結ばれました。