つれづれ社労士ノート 千葉県柏市の社会保険労務士 川村由里子です。

マラソンやゴルフを楽しむ体育会系思考の社労士です。社労士業もマイペースで走り続けます!【事務所所在地:千葉県柏市】

助成金について。

2006年11月29日 23時07分36秒 | Weblog
助成金。

多種多様だが、行政から頂くものなので
(当然返済不要)
その要件は細かく厳しい。

受給額が100万、200万を超え、
大きくなれば、無理をしてでも要件に
合わせよう・・・という
気持ちも湧いてくる。

だけど「無理してでも貰おう」と
思った時点で、かなりリスキー
なのだ。

実際、不正受給が多発している。

要件に合致しなかったら、潔く諦める。

  「貰えれば儲けモノ!」

くらいのスタンスでちょうどよいと思う。

だって、行政が決めたルール。
理解不能だったり、理不尽だったりすること
いくらでもあるのだ。


「貰えればラッキー」
「ダメもと、で・・・」

・・・なんて社労士が言うと、プロのくせに
無責任だと思われるだろうか。




1件、取り掛かり中の助成金あり。
来週明けには申請までこぎ着けそう


やっとここまで来た・・・
これで支給がおりたら、“粘り勝ち”って
感じだなぁ。


他の社労士が途中まで
やりかけたが申請失敗?ということに
なった事情ありの案件なのだ。


お客は、「一度はダメになったやつだから」と
それこそ“ダメもと”で任せてくれている。

「無事、受理されましたよ!」
この一言が早く言いたい。









被保険者証ができるまで。

2006年11月27日 22時37分42秒 | Weblog
被保険者証ができるまで、松戸社保の場合
たっぷり1週間かかる。窓口で受け付けてから、
事務所に送られてくるまでの日数だ。

全国どこも同じなら
仕方ないと思えるけど、

都内は、行ったその日に
即日発行!してくれるそうだ。

私が日々キョーレツに感じている、都内との
“格差”
である。

迅速サービス!を身上とする私からすると
本当に困った遅さなのである。

なぜ一週間もかかるのか。
理由は、千葉市にある社会保険なんとかセンターへ
一度送って、そこで発行して送られてくるから。


今朝、朝一番に、お客から、「医者に掛かりたいので
今日できれば欲しいんですけど・・・。」という
依頼が。保険証のことだ。

こういう場合(「医者に~」という理由)は、
一応社保は聞いてくれる。
忙しそうなときは、困ったような対応をされるが
今日は、スムーズに即日発行してもらえた。
その足ですぐさま、お客に届けて、ホッ


やればできる(?)のだから、
体制を整えて、即日交付ができるよう
サービスを向上してほしい・・・!
だって、大量の手続き書類を千葉まで送る手間や
送料や労力を考えたら、
その場でジャンジャン作って渡したほうが
断然速いではないか


省庁の組織改革を行なうにあたって
こんな基本的なサービスの見直しを
是非行なってほしいものです。



ささいな親業。

2006年11月24日 21時42分33秒 | Weblog
個人事業でよかったと思うのは、子供の学校の用事に
気軽に行けてしまうこと。

勤めていたときは、周りも温かい目でみてくれたし、
有給も時間単位で使えたので、環境としては、だいぶ
恵まれてはいたのだろうけど、

それでも忙しい時期に数時間でも抜けるのは
申し訳ないなぁ・・・、悪いなぁ、とどうしても
気を使ってしまう。


フリーな身になると、誰にも気を使うことなく
私用でどこで何をしていてもいいのだけど、

それなりに忙しいし、「サラリーマン気質」とでも言うのか
平日の9時5時は目一杯仕事をしていないと
なんだか気持ちが悪く感じてしまう私・・・。
(それともビンボー症か)


なので、今日の「授業参観」の手紙を小2の娘から
渡されたときも、

「えー!またあるの? この前もなかったっけ~

なんて、思い切りイヤ~な声をあげてしまった。

悪い親だワ(苦笑)


実際、今日は午後都内でのアポイントがあったので
その前に、幾つかこなさなくてはならない急ぎの
事務仕事もあって、朝からバタバタ気忙しかったが、

事務所から車で数分
「授業参観」になんとか駆けつけた!

教室に入ると、なんだかお楽しみ会のような
ことを子供達がやっていて、
娘も私の姿を見るなり、パッと笑顔で近づいてきた。
思わず手を取り合って喜び合う娘と私。
(ヘンな親子だ。)

今朝は「行けなかったらゴメンね。」と送り出したので
よっぽど嬉しかったらしい。

コ生意気になってきたこのごろだけど
やっぱり可愛いわ・・・、としみじみ。


やっぱり時間が気になってしまって、教室にいたのは
たったの5,6分?だったが、知り合いのお母さんに
「どうも~!」とニコヤカに挨拶をして
あとは娘の近くで話しかけたり、
「ママは来た。」という事実をアピールして
そそくさと小学校を後にした。

たったの数分だけど
行ったと、行かないのとでは大違い。
「親やってるよポイント」を3ポイントくらい
ゲットした気分だ





久しぶりに・・・電子申請。。。

2006年11月22日 23時00分36秒 | Weblog
普通、電子申請のメリットって言ったら
社会保険事務所へ足を運ぶことなく、
自宅(又は事務所で)簡単にできるから、
便利!ってことですよね。

実は、思い切って(周りに先駆けて)
「電子申請」始めたものの・・・、
まだ上記のメリットを感じてはいない私。

なんとかやってはいるけど、簡単とは到底思えないし、
泣くほど?時間もかかる。


1件の手続きするのに、どのくらい時間が
かかっているのか?!・・・ものすごく知りたくなった。

・・・・で、今日、初めて時間を計ってみた。


いやいやコレが本当に時間がかかるのです。
どこが難しいのか、説明するのも難しいけど、

送信が完了するまでに、私のイメージでは20個くらいの
ハードルがある感じ。
必ず、1回や2回、どこかのハードルで引っかかって
マニュアル頼りに唸ったりして。

今日の記録、50分。
取得1件送信するのに要した時間。

やっぱり掛かりすぎ?

もう少し慣れれば、もっと短縮できるとは
思う。いや、意地でも短縮しないと
50分もあれば松戸社保まで往復できてしまう!


あぁ、そうだ。
送信したあと、社保の担当者Sさんに電話で
確認をしておくのを忘れた。
笑えるけど、社保側も慣れていないので
「電子」と言えども
受信チェックをされずに、そのままにされちゃう心配あり。




「あなたの残業代がなくなる・・・!」

2006年11月21日 22時00分04秒 | Weblog
電車待ちのホームにあるキオスクで
何気なく、目に留まった夕刊の記事。

「あなたの残業代がなくなる・・・!」だって。


一般の人は何のことかと思いますよねぇ、きっと。

これは、今、ケンケンガクガク審議中の
「雇用ルール改革」の件ですね。


ホワイトカラー社員に「自由度の高い労働時間制度」を
導入する案が検討されています。

この新制度の適用対象となるのは、

 *労働時間と仕事の成果が比例しない
 *権限と責任を相当程度持つ
 *仕事の進め方や時間配分などで上司から
  指示されない
 *年収が相当程度高い(400万円?)

この4つの条件を満たす人に限って、現行の
1日8時間、週40時間という労働時間制度から
外したらどうだ・・・?という議論が行なわれて
いるのです。

それで・・・、このようなホワイトカラー社員は
残業代がなくなるケースも出てくる、
という記事の内容だろうと推測します。


きっと帰宅途中のサラリーマンはびっくりして
この新聞を手に取ったことでしょう。

この議論。
おエライ方々だけでなくて、もっと世間も
巻き込んで進行すべきと思います。
だって、経営者、勤め人にとって本当に
身近であり重要なテーマについて法整備を
しようとしているのですから・・・!










一件落着、たぶん・・・。

2006年11月20日 14時07分00秒 | Weblog
ここしばらく胸につかえていた件が
解決した、ようだ。

会社とモメて退職した元・従業員から
執拗に連絡が来ていた。

まったく持って理解できないのだが、その人の怒り・執着心は
社労士に向かってきた。

メールが頻繁に来る。これにはPCを開くのが怖くなって
しまうほど、参ってしまった。
事務所に勝手に2度ほど来てしまったことも・・・。
たまたま外出していて、他のスタッフが毅然と
対応してくれて助かった。

正直なところ、本当に!怖かった。


こんな気が滅入るほどの窮地にたびたび思い出したのが
前職で出合った超・前向きな先輩のこと。

失敗や落ち込みを何が何でも「笑い飛ばす!」天才
であって、マジメに受け止めることだけが脳じゃない、という
新境地(?)を味あわせてくれた人だった。


その人だったら、こんな私の状況を見て
なんと言ってくれるだろう・・・?と、考えただけで
だいぶ救われた。

 「事務所で待ち伏せされたりして・・・ネ!」
 「でも、日ごろ鍛えているから、そんな時は
  猛ダッシュで逃げ切れる自信あるヨ。」

・・・そんなジョーダンを一人で考えて心の中で
必死に笑い飛ばそうとした。


あぁ、まったくイヤ~な経験だったけど
とりあえず、また似たようなことが起きても
だいぶデン、としていられるんじゃないかな。




新しい名刺・・・公開!

2006年11月18日 06時08分22秒 | Weblog
楽しみにしていたものが
昨日届きました。

「かでる工房」さんに
頼んでいた名刺です。今回2作品目、なのですが、もちろん・・・
また似顔絵入り名刺です。

↑ブログで初・公開で~す。


初めて作った「かでる工房」さんの似顔絵名刺から
2年たち、手元の300枚がほぼなくなり

開業丸3年が経とうとしている・・・今、

なんとなくここで「気分一新」して気合!を入れなおす(?)
ためにも、名刺のイメージチェンジがちょうどよい
材料となりました。

今回はまず、気分一新するためにも
はっきりした色目を付けたかったので
そうお願いしたら、HPを参考にされたようで
サイトと同じグリーンとブルーの色調になりましたね。

どうでしょうか、夫的には「派手じゃない・・・?!」と。
「社労士なんて地味ぃ~な仕事だから、
名刺は派手くらいでいいのよ!」と答えて
おきましたが・・・。

それから、せっかく立ち上げたHPをアピールしたかった
ので、アドレスを目立つように入れてもらいました。

あとは、まぁ、「日々お役立ち~」のキャッチを
さりげなく入れちゃいました。

それから、お見せしていませんが
今回初めて後ろにも原稿を印刷しました。
できるだけ「ありがちな業務案内」にならないような
文章を無い知恵を絞って考えました。


---たかが名刺、されど名刺---

この名刺で良い出会いがありますように・・・!





今週は・・・、

2006年11月17日 05時59分12秒 | Weblog
なんだか今週は、やぶ用がいくつか集中してしまい、
お仕事の充実度が今ひとつだったように思います。

  車のドアミラーの故障でマツダに行ったり
    (まだ数年なのにこんなに早く壊れるもの・・?!)
  家の家電の修理に立ち会ったり
        (土曜日に、と言ってみたけど平日しか来れないと言われ)
  コンタクトが壊れて、新しく作りに行ったり
        (これは仕方ないか、古かったから。)
                  
平日にこんな用事が入ってくると、
仕事のジャマをされているようで本当に
面倒に感じてしまいます。
仕方ないのですが。。。


そんな感じで気分的に「淡々」ときていた今週でしたが、
昨日パートタイマーの就業規則を
打ち合わせをしたのがきっかけでガゼン「やる気モード」が
点灯されました。

知らないでずっとそのままになっていた点を
2,3つ気が付いて指摘したところ、
とても喜んで頂けたようなのです。

会社のコストダウンにも繋がることなので
なお更、だったようです。

ここの会社は、「いろいろ教えてください」と
恐縮するくらい謙虚な姿勢でいらっしゃるので
当然こちらも少しでもお役に立ちそうな
アドバイスを、と張り切ります。
単純なものです。(苦笑)

「いろいろと有難うございます」という言葉ほど
私を舞い上がらせる言葉はありません。


さぁ、パートタイマー規程、週末にかけて
たたき台を作ろう。

 

緑色のふたり組

2006年11月15日 06時32分52秒 | Weblog
危なかった。
間一髪セーフでした。


なんのことかと言うと
駐禁です。

昨日北柏駅前の郵便局に行くために
車を停めてそそくさと用事を済ませて
車のほうへ向かったら、
緑色の服を着た二人組が車の当たりを
うろうろ。

きっとそう、駐禁の取り締まりダ

慌てて車に乗り込むとき、
「ここ、駐車禁止ですからねー!」と
大きな声で言われてしまった。

危なかった、あと1分遅かったら
アウトだったかも。

やっぱりほんの数分でも
駅周辺は停められない。
気を付けなければ・・・。




この時期・・・

2006年11月13日 18時02分53秒 | Weblog
この時期の社会保険事務所は
大きな手続きがなく、ゆとりがある(お暇?)のでしょうか、

調査のシーズンのようですね。

今日出向いたお客さんのところにも
日付指定の調査の書面が届いていました。

ここの会社さんはパート・アルバイトは多いのですが
ローテーションを組んで、勤務日数や時間を押さえているので
95%くらいは大丈夫じゃないかな。


社会保険の調査は何回か経験しているので
大体、要領は分かります。

重点的に見るのは、被保険者でない労働者の
タイムカードです。
 ・フルタイムで働いてしまっている→黒
 ・月15日程度、又は1日6時間以上働いている→グレー

という感じで、パッパッとピックアップしていって
あとは一人ひとりの状況を聞かれます。

 ・主婦だったり(扶養内を希望)
 ・たまたま繁忙期でいつもより勤務してしまったり
と、主張することによって、グレーゾーンの人だったら
逃れられる(加入しなくても)ことが多いですが、

 ・男性のフリーターでフルタイムで働いてしまっている

場合は、さすがに難しいです。
加入しなくてもいい理由付けが弱くなりますから。


彼らの目的は、一人でも多く、被保険者にさせること、
だと思います。もちろん強制加入のルールに基づいて
厳しく指導されます。


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・・・と言う感じで、社保の職員と
押したり引いたり?しながら交渉しあうのも
嫌いではない(笑)のですが、

今回のお客さんは私の出番はなさそう・・・です。

今までも社長が対応していたので、
行政慣れ、しているようです。
事務方や社労士に任せきり、ではなくて
労務管理の意識も高い、優秀な社長です。