goo blog サービス終了のお知らせ 

茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

何が成功モデルなのか?

2014年08月19日 | インポート
 何が、中小企業の成功モデルなんでしょうか?
 自社の強みを活かし、脱下請けを成し遂げ、海外進出をしていくのが成功モデルなのでしょうか?
 新規事業をどんどん行っていく、いわゆる経営革新を成し遂げていくのが成功モデルなのでしょうか?
 究極のところ、これが成功モデル、それは無いんだと思います。
 独自の技術を活かして海外展開するものよし、地域内で資金を循環していく地域企業に徹するのもよし、どちらも日本には必要な中小企業だと思います。みんなが、海外展開を目指す必要はないと思います。
 ただ、成功者に共通項があるとするなら、ご自身の理念をしっかりと持ち、ぶれない経営を行っているということです。
 日々、経営を行って行く中で、迷いや恐れもあると思います。
 しかしながら、経営者は決断をしていなかければなりません。
 どれが正解で、どれが不正解、だれにも分かりません。
 だからこそ、自分の信念に従って、経営を行って行くしかないのだと思います。
 そして、その手助けをするのが私の役目です。
 社長の経営理念は何か、今、行っていることは、経営理念に沿ったことなのか、これを確認し合っていくのが私の役目です。


日本知的資産経営学会へ参加

2014年08月03日 | インポート
 本日、日本知的資産経営学会へ参加してきました。
 所用があり、2日目の午後しか参加できませんでしたが、日本を代表する知的資産経営の専門家の先生のお話しを聞くことができ、非常に貴重な体験でした。
 中小企業支援の現場にいると、ついつい、自分が行っていることのアカデミックな背景を考える機会が少なくなってしまいます。アカデミックな内容も踏まえつつ、今後の支援の現場に活かしていきたいと思います。
 さらに、第一人者の先生がお話しさえれた内容が、本当にそうなのか、話をそのまま丸呑みにせず、自分でその理論を実証することを忘れないようにしていきたいです。
 このことによって、「知識」が、自分自身の「知恵」になっていくと思います。


知的資産経営セミナーを終えて

2014年07月24日 | インポート
 本日、ひたちなかテクノセンター(茨城県ひたちなか市)で、「知的資産経営セミナー」が開催されました。
 真夏の熱い中、40名近くの方に参加いただきました。
 そのほとんどが、「知的資産経営」という言葉をはじめて聞いたという方々ばかりでした。
 そういう言葉を聞くと、まだまだ、浸透していないんだな~、とあらためて感じました。
 セミナーの感想はというと、ほとんどの方が、「参考になった」とのことで、「啓発」という点では良かったと思います。
 ただし、大事なのは、これからです。
 セミナーに参加していただいた企業に、実際に、知的資産経営に取り組んでいただくこと、こちらの使命の方が重いです。
 知的資産経営に取組むためには、たしかに、一定の費用と時間がかかります。
 しかしながら、その費用と時間以上のメリットがもたらさせると信じております。
 自社を50年、100年、続く企業にしたい、そう願っている経営者であれば、「知的資産経営」に投じた費用と時間、必ずや納得していただけるはずです。
 なぜなら、私も、1回、1回、自分の職を賭して、「知的資産経営」に臨んでおりますので…・。



支援者としての立ち位置

2014年07月09日 | インポート
 今年度も、つくば市による「知的資産経営モデル企業」の支援がはじまります。
 そこで、支援者としての立ち位置について、あらためて考えてみました。
 世間では、コンサルタントが「指導する」という言葉を使っていますが、私は、「指導」という言葉を使ったことがありません。あくまでも、「支援」という言葉です。
 「指導」と「支援」、どこが違うのか?
 「指導」は、「こちらが答えを示し、その通りやってもらう」、「支援」は、「答えを出すプロセスを助け、経営者と共に、答えを見つけ出していく」ということだと理解しています。
 企業の主人公は、誰か?
 それは、社長であり、社員です。
 そのため、社長や社員が幸せになる答えが正解であり、支援者の答えが正解ではないのです。
 世の中には、エラそうに「指導してやる」といった態度の同業者も多く見受けられ、非常に情けない思いをすることがあります。
 「知的資産経営」は、企業の「知恵を活かした経営」のことです。
 企業の保有する「知恵」に敬意を払い、社長や社員自身も見落としている「知恵」の発見をお手伝いすること、社長や社員の笑顔を見ること、これを支援者としての立ち位置とて確認をして、今年度も、モデル企業支援に臨んでいきたいです。


補助金について

2014年07月02日 | インポート
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金の採択発表がありました。
いずれも、注目度が高く、多くの中小企業者が応募されたことと思います。
私も、ものづくり補助金1件、小規模事業者持続化補助金4件の採択に関わりました。
採択になった方、ならなかった方の差は何でしょうか?
一番の差は、「何をしたいか」が明確になっているかどうかだと思います。
社長の熱い思い、これがストーリーを描くことができると、補助金の採択にもつながると思います。
これは補助金だけでなく、金融機関への融資申し込みの際も同じです。
社長の思いを明確にし、それをストーリーとして描き、将来キャッシュフローを見せてあげること、これが、外部関係者とのコミュニケーションツールには必要です。