前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

29日走り納めツーリング 葛城経由黒沢牧場 後編

2011年12月31日 | Weblog

今年最後のランとなり、生き洋々と走る私たち。
心持ち余裕の脚を残しながら、私たちは帰路へと向かうのであった。
いつもなら少々お疲れモードの表情の私なのに、この日は余裕の表情とあって旦那は少しびっくりしていた
ような、そうではないような・・・笑
けど、走れることに喜びを感じずにはいられない私。そう、走っていれば幸せを感じているのだ。

そして元来た河川敷の道を今度は帰る方向へと進む私たち。

周りの青々とした季節とはうらはらに、すっかり役目を終えた草木が次世代へとつなぐ架け橋となっている。
そんな周りの風景を少し寂しく感じながら私たちは進んでいく。






冬の太陽は低い位置に始まり、低く日本列島を通過し、すぐに姿を消してしまう。
そんな急がんでも・・・と言いたくもなるよね。
私たちは計算しながらルートを決める。そう、ここにこの時間なら家に着くのはどのくらい・・といつも計算し、
遅くなりそうならライトを必ずつけていく。何回も走っていると、大体の時間配分ができてくる。
全く未知の世界に行くと、時間の予測が立てれず、思わず暗くなってしまった・・・なーんてことが何回も
あったものの、黒沢まではこのぐらいの時間でついて、ここから帰るとどのぐらいで帰れるというのは熟知
しているため、用意は整った・・・って感じ。

やっぱり私たちの影も夏とは違い、西に傾いていた。

いつも旦那の背中を追って走る私。そう、10年経っても20年経ってもこの姿は変わらない。
そう、いつでもどこでもついて走るのは変わらない。いつか先頭を曳く役目もしないとね。苦笑
追い続けるばかりじゃなく、私についてこい!てきな感じの役割に・・・
そう、いつか旦那を追い越すことを夢見ながら私は走り続ける。





そしていつもの紀の川の方面へとやってきた私たち。
木曽川と紀の川とが合流し、私たちは紀の川方面へとペダルを向ける。

その端が下の端である。






下の写真は丁度端の真ん中から川の風景を撮ったもの。
当然走りながらの撮影。

おだやかな川の流れを感じながら、静かに私たちは通過する。
そう、又来ることを約束し、私たちは大阪側へと向かうことに・・

そして、もう少し行くと山中渓(やまなかだに)の登りにさしかかるというところで、私たちはしばし補給の
ためにコンビニへ立ち寄る。





そのコンビニの向こうに鮮やかな紅葉の姿をした山が見える。
思わず、綺麗~~~~と言って写真に納めた。
その写真が下の写真である。喜

今年は紅葉の時期が遅かったせいか?まだ山々の風景は綺麗に紅葉の姿を残していた。喜
23日より少し空気がよどんでいたのか?ちょっと霞んでいるのが残念だけれど、肉眼で見ると山々の姿は
結構綺麗だったよ。喜

そしてそのコンビニで食べたもの・・・
それは・・・






ははは、この寒い時期にアイスクリームを食べようかと思うのは私たちぐらいかな?苦笑
ピノのキャラメル味・・・このキャラメル・・という言葉に思わずひかれる。

当然飲み物は温かいものをチョイス。

そしてこのときに交わした会話。
旦那・・・葛城登ってるときに、ほんまに僕らって自転車馬鹿に自転車きちがいやなーと思ったよ。
     けど、本当に走ってて楽しいって思えるし、一緒に走れることが嬉しいよなー・
私 ・・・やっぱりおんなじこと考えるんやなー。葛城登って誰にも遭えへんかったときに私も思ったよ。
旦那・・・こんな寒いときに走ってるんやもんなー・それにこの寒いのに誰もアイスクリームなんか食べへん
     やろうなー
私 ・・・うん、そうやなー。私らやから食べるんやろうなー。それに私らやからこの寒い中でも
     走ってて幸せって感じるんやろうなー。この先も一緒にずっと走り続けよなー。
旦那・・・うん、走り続けよ~

やっぱり自転車馬鹿と自転車きちがい同士・・・考えることも同じである。

というか、ほんと、旦那とはよく気が合うんだよね。こうしたい・・と思ってることが全く一緒だったり、
これが食べたい・・と思うものが一緒だったり・・
まるで双子?と言いたくなるぐらい、意見が一致することが多い。
そりゃ、たまにはそうじゃないときだってあるよ。けど、大抵は一緒・・というときが多いのだ。
合わせるわけではなく、これがいいかな・・・と思ってるものを言うと、僕もそう思ってた・私もそう
思ってた・・・となるわけなのだ。
正に以心伝心というか、意見が合うのである。







冷たいものと温かいもので多分胃がびっくりしたであろう私たちの身体。けど、ちゃんと糖分を取り、再び
走り出す私たち。
そして山中渓を経由し、いよいよ和歌山を離れて大阪側へと突入していくのだった。

登りにさしかかる前にジワジワと登っていく。
その途中の山々もまだまだ綺麗な紅葉の姿を現せてくれた。喜






そしていよいよ登りにさしかかる前・・・
ここからちょっとの距離なんだけど、登りにさしかかるのだ。
少しの距離・・されどその勾配はかなりきついもの。

そう、上に見える赤い鉄橋、これは阪和高速なんだけど、この場所からあの赤い鉄橋の上まで一気に登りに
なるのだ。
ここから鋭角に右に曲がり、しばらく登りが続くのだ。

そのことを私たちは知っていた。
大きく右に曲がり、一気に登って行く・・・・
そして・・・・





今度は左に曲がり、一気に登って行く。この勾配が一番きつい・・・

下の写真の2枚は同じ場所からの撮影したもの。

この左に一気に曲がるカーブが鋭角で凄くきつい勾配なのだ。
私はえっちらおっちらマイペースで登って行く・・・
ふんばり、頑張って登る・・・

決して登る距離は長くはないけれど、それでも約1kmぐらいは左に曲がり、右に曲がり、車の多い道を
順調に走っていかなければならない・・・





そしてここの勾配はきついため、一気にダンシングで登って行く。毎回ここは必ずダンシング。

その登っている様子を旦那が撮影してくれた。喜

この写真からでもかなりきついのがおわかりいただけるだろうか?
登ったことのある人ならわかるだろうけれど、まだ登ったことのない人でも写真できつさはわかるかな?

ははは、この日の私はまだ余裕の表情。そう、まだ登ろうと思えば登れる力は残っていたからね~
どんなけ坂馬鹿?って感じだね~笑

けど、犬鳴や鍋谷から帰るより、山中渓のこの坂の方がまだ楽なんだよ。確かにちょっと勾配はきつい箇所は
あるけれど、ちょっと頑張ればすぐに下りになるからね~





そしてこの先が下の写真の風景となる。
淡々と登って行く旦那。それを後ろから私が撮影。
当然私も登って行ったんだよ~ 喜

上の方にさっきの赤い鉄橋の阪和高速がかすかに写っている。ここから右にカーブしながら坂を
登って行き、高速と同じ高さのところまで行くのだ。

ゆっくりと、確実にペダルを踏みながら私は自転車の楽しみや喜びをかみ締めていた。
そう、来年も又一杯走ろう・・・みたいなことを考えながら・・・
しんどい中に楽しさがあるのが自転車だから・・・いつまでも走っていたい・・・
登りながら私はそんなことを考えていた。





そしてもうすぐ登りが終わり、これから下り~~~というところの写真が下の写真。
この先の道が見えていない・・そう、ここで登りは終わりとなるのだ。

そしてその先に広がっている紅葉。
ここの紅葉も全体的に綺麗だったな~

苦労して登った先にこんな綺麗な景色があると、思わずほんと、嬉しくなるんだよね。
苦労して登った甲斐がある・・・と思い、又来たい・・・という衝動にかられるのだ。
だから自転車は辞められない。

12月末であちこちに広がる紅葉・・・ある意味、異常気象とも見えるのだけれど、それでもやっぱり
綺麗な景色を見れるのは嬉しいものだよね。
河川敷の木々はすっかり冬支度だったけど、まだまだ山の景色は秋一色といった感じで私たちを
待ってくれているかのようだった。

旦那もこういう景色を堪能しながらずっと走っていたに違いない。
そしてこれからも一緒に走り続けるだろう。
そんなことを幸せを思える私たち。そう、走れることを生きがいとしているのだから・・・

健康でなければ走れない。だからいつまでも健康であり続けたいよね。





山中渓を無事に超えて私たちは大阪方面へと入り、最後の難関?のちょっとした登りの手前で信号待ちを
する旦那。

ここも信号の先はまっすぐの登りなんだけど、写真でだとちょっと登りってわかりにくいかな?汗
無事この登りも制覇し、阪南市に入ってここから帰路へとペダルをひたすら踏んでいった。






日の短いこの時期、けど、何とか夕方5時10分ぐらいには家路に着いた。喜
朝7時40分ぐらいに出発し、暗くなる一歩手前で帰ってこれた。

いっぱい素晴らしい景色を堪能し、おいしい空気を一杯吸って今年のラストランを終えた私たち。

126kmのライドだった。

暗くなる前に帰ってこれて良かったな~
念のためライトも持っていってたけど、使うことなく無事に帰ってこれた私たち。

そしてこの翌日は、親戚総出での餅つきとなり、私たちも手伝いに行った。
そのレポもするけれど、今度のレポは元旦ツーリングにしようかな。

ということで、今年一年間、私のブログを見ていただいた方、本当にありがとうございました。

来年も一杯楽しいレポができるよう、色々走りに行って、ブログネタを作り、いいレポをするから
楽しみにしててね~

自転車で走ってたら色んなリスクもあるだろう、無事に走れることが一番いいことだけど、
何があるのかわからないのが自転車。けど、それを恐れていたら何も始まらない。
ドラマは自分で作るもの。そのために私は走り続け、一杯色んな人と出会い、自転車に対する
共感を持ちたい、和を広げたい・・・そう思う。
そう、自転車は人と人とのつながりをもたらせてくれる素晴らしい乗り物。
全てが素晴らしい。

天候に振り回されることもあるだろう。危険と隣り合わせのことだってあるだろう。
しかし、そんな不安ばかりではないことを、私は知っている。
だからいつまでもどこまででも走り続けるのさ。

そう、素晴らしいドラマを作り出すために・・
そして果てしない夢を追い続けるために・・・

皆さん、良いお年を~~~~~

そしてこれからも宜しく~~~~~

さようなら、そしてお疲れさん・・・兎年。
後は任せた!辰年。

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