前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

昨日のレポ 過酷?な山岳コース133km

2009年01月04日 | Weblog
昨日のコースは確かに凄かった。
生石(おいし)高原は生石山(おいしやま)ヒルクライムレースがあることで
有名で、山岳がきついことは前にチームメートから聞いて知っていたことは
知っていた。どんな勾配か、どのくらい登りが続くかは未知の世界だったが、
あんなにきついとは知らなかった。
昨日は、急遽そこに行くことになり、始めは葛城を越えて和歌山に行くことを
計画していたぐらいだった。結局鍋谷にしておいてよかった。

写真は順不同で、鍋谷峠から先に行ったんだけどね。

鍋谷のふもとでかすかに見える山頂の白色らしき風景に旦那が気付き、あれ、
雪ちゃうんかな?って私に言った。ふりむくと、ん?ほんまや!雪や!
と私。思わず目を疑ったがまぎれもない雪。 
そう、正月からの寒波で山頂はしっかりと雪化粧に変わっていた。

あとで岸和○ツー○ングのレポを読んだら、葛城のラスト2kmは雪で
自転車を押して上がらないと登れないとあり、結局この日は鍋谷にしといて
良かったなーと二人でうなずいた。又葛城には登るんだけどね。
鍋谷も頂上付近は雪で覆われてたんだよ。
写真で下の方の2枚は鍋谷で撮ったものなんだけどね。




和歌山、海南市の山奥、そう、ここが生石高原の山頂。
このとき、生石高原までラスト3kmの看板があり、あと2kmぐらいのところから
完全な雪で普通にロードに乗っていくのは困難な状況だった。そう、車の人も
チェーンを付けている。
生石山は予想以上に車の行き来が多いのにはびっくりした。
次から次へと車が通り過ぎる。そこが葛城の塔原とは大違いだと感じた。
そして、普段より昨日は約2時間遅く9時前から出発していた。
そして、生石山の時点で時刻は15時前となっており、だいぶ時間はおしていた。
この時点ですぐに引き返しておけばよかったのだが、せっかくここまで来たし・・・と
いう思いが二人にはあった。結局帰りは真っ暗になったのだが・・・
けど、ラスト500mの看板が見え、そこからは自転車を押してえっちらおっちら
登っていく。 そう、どうしても頂上まで行きたかったからだ。
しかし、はく息が白い。止まるとヒヤーっとした風が当る。こりゃ下り絶対寒いで~
と二人で覚悟する。

途中、急勾配のカーブがあって、旦那が私を待ってくれ、私は、"そこから先は
緩やか?”と聞くが、"まだ急勾配は続いてるよ”という会話を何度か繰り返し、
やっと到達したときは嬉しかったな~~~~ 



急勾配を何とかクリアーし、生石高原に行く途中のラスト3km地点にあるのが
この札立峠(ふだたてとうげ)
この看板で少しだけ止まって写メールをパチッ!
寒かったけど、どうしてもここで写真は撮っておきたかった。
ね、寒いのがわかるでしょ。
周りの白いのは紛れもなく雪・雪・雪なのだ。 
けど、苦労して登った甲斐があったというものだ。
このとき思ったね~
行きは鍋谷峠を越えておいてよかった・・・と・・・
多分葛城からきていたとしたら、ここまで到達できてなかったんじゃないかって・・・

というのもこの時点でかなり足は限界にきてたからね~~~ 
といってもまだこの先帰らないとだめだったんだけど・・・
そう、リタイヤするわけにもいかないのだ。

生石高原は標高850mある。そう、葛城とほぼ変わらない。しかも、大阪の
山を一回越えたあと、平地約20kmほど走った先に又登りがあるのだ。
ということは、又帰りもそれだけ帰ってこないといけないのだ。
大変なのは生石高原からの下りで身体がすごく冷え切り、膝がピキピキ
なっているのがわかる。
そう、機械でカックンカックン動いているかのように膝が笑っている状態。
手先足先も最高に冷えている。しかし、下らないと帰れない。まさに凄い
試練の中に立たされている気分だった。



そりゃ鍋谷峠ですらこの状態なんだもんね~~ 凄いよね。ほんと・・・・
と、まだ鍋谷を通貨するころは二人とも余裕だった。
さわやかに写真を撮って遊ぶ余裕さえいたのだ。



どれだけ2日が冷えたのかがこの写真でよくわかるよね。
ひょっとしたら元旦に降ってたのかもしれないけど。

そして、帰りのコンビニでまだ和歌山、そう、犬鳴の登り口までまだ10km
ぐらいあるところで、時刻は既に16時20分ごろをさしていた。
旦那が言うには、犬鳴の頂上付近で日が暮れるだろう・・・とのこと。
え?ライト持ってないで・・・  
そう、二人ともそんな遅くはならないだろうとの想定で走っていた。
しかし、生石高原で予想以上の雪に足を取られ、時間を大きくロスしていたこと、
それに普段より遅く出発していたこと、そして今の時期、日が暮れるのが
夏より早いということが重なり、日が暮れるというのにまだ和歌山でいたのだ。
さー、これから正念場!私は覚悟した。

犬鳴を早く登ろうにももう足がくたくたでヒョロヒョロだった。
旦那に後ろを押してもらいながら上がる。懇親の力で登る。
ヨイショヨイショ!っと掛け声、ヒーヒーわざと言ったり、しゃべりながら、
もうちょいもうちょい!と、妙に二人でハイテンションになりながら、エッチラ
オッチラ登る。なんと、登りで岩出方面の夜景が見れた。
そう、それだけもう暗かったということになる。初めてだよ。自転車で
岩出方面の夜景を見たのって・・・
どうにか頂上付近でまだかろうじて真っ暗な試練は免れた。
そう、このまま一気に車の多いところまで下っていこう!とペダルを休めることなく
こいでいった。

そして後は車のライトをめがけて必死にペダリング。
時折、対抗車線の車が通り過ぎたあとの真っ暗になった瞬間は怖かったが、
すぐに目が慣れてまた進んでいく。
まさにスリリングな時間だった。

けど、無事何とか帰ってこれた。
帰ってきたらヘロヘロだったが、本当に貴重な経験ができた。
帰りは怖かったが、これで生石高原は二度と行きたくないとは思わない。
又行きたいと思うのが私の性格なんだよね。

旦那は一言、生石高原は冬に行くもんじゃないなー・・・と・・・
いやいや、そうじゃなくって、行くときは朝7時に出たらいいんちゃう_?・
といいたいね。
とにかく二人、よく頑張った1日だった。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
生石高原 (F井(スーパーアンカー))
2009-01-04 22:16:12
岸和田ツーリングクラブの忘年会で声をかけさせていただいた和歌山のF井です。
地元の僕でも余程のことがないと生石には行かないです。さすがですね!
勾配がきつすぎるんですよね。
自転車を始めたころ3度目でやっと足を着かずに登れた思い出があります。
もう一つ登るルートがあって路面は良くないけど車のほとんど通らない道があります。
勾配も少し緩いですね。
天神橋五丁目さんのブログで生石高原ツーリングの動画を見て下さい。僕も登場します(^^)

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ちょっと!エグイですやん? (maui)
2009-01-05 21:24:52
雪、ウエット、急勾配。。。

三重苦の中、よく行かれましたね。
そこがどこなのか想像つきませんが、雪がたくさんあるところを見ると。。。まぁ、僕は無理ですわ。

F井さん、お久しぶりです。
SRおめでとうございます。ポテンシャルからして当然ですが。。。
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F井様 ありがとうございます (lesser)
2009-01-05 21:46:57
早速動画拝見させて頂きました。
地元の方でもかなりの急勾配という太鼓判を押される山だったんですね。私は何も知らずに登ってしまいました。
途中くじけそうになりながら、半泣きになりながら?上りました。冗談ですが・・
下りは半端じゃない寒さに耐えしのぎながら下りましたが、何度も葛城の下りで凍えそうになる経験が生かされました。笑
癖になりそうで、又生石山行きたいです。次は別ルートから是非挑戦します。★

最初に葛城から登ってたとしたら断念してたかもしれませんが、本当にいい経験になりました。
機会がありましたら、是非どこかの山一緒に登りたいですね。←おっと私が足引っ張るのでやめといた方がいいかも・・・です。

又宜しくお願いします。
負けず嫌いの根性は負けませんよ~ 笑
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maui様 (lesser)
2009-01-05 21:49:19
そうなんです。
あんなに雪が積もってるとは想像もしてなかっただけに、
ちょっとびっくりしましたが、今年の初雪とあって、妙に
テンションが高かったですよ~

帰り、犬鳴から登って帰ってきたのですが、ほんとハイテンションでこわれかけていました。笑
けど、どんなにしんどくても楽しいと思えるのが自転車です。どんなけ自転車きちがいやねん・・・って言われそうですね。笑
そうです。自転車は最高です。

是非どこでもいいですので、(山とは言いませんので)
一緒に走りたいですね。
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生石高原に興味津々 (河合)
2009-01-05 21:59:56
こちらではご無沙汰していて申し訳ありません
本年も宜しくお願い申し上げます~

レポを拝見するに…かなりハードな道中だったのですね~
でも坂大好きな僕には興味津々w
暖かくなったら是非チャレンジしてみたいです!

帰り道、ライトを準備していない状態で真っ暗になるのはホントに焦りますね
僕は以前に金剛山、水越峠をハシゴして気が付いたら真っ暗
knogの緑色ランプ1個で半泣きになりながら帰った思い出があります(汗)
ロードの細いタイヤで路面のギャップが確認できないのはとっても怖かったです
lesserさんご夫婦が無事帰り着けて良かったです!

ちなみに同日、F井さん達と一緒に走らせて頂きました
今度は是非ご一緒したいですね!
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河合様 どうもでっす (lesser)
2009-01-06 21:50:30
坂大好きの河合様にはお手の物でしょうね~ ★
葛城は、私はまだソブラ・塔原・粉河・神通・牛滝からしか登ってないですが、きつい所はソブラぐらいありますね。今度は別ルートから登りたいです。今回登ったとこの方がきつかったらしいです。泣
途中止まりそうになりながら悪戦苦闘しながら行きましたが、河合様ならスイスイと登っていかれるでしょう。

帰りの真っ暗な道は孤独でしたが、結構暗い道も通勤で慣れていましたので、あと、旦那も一緒だったので心強かったです。

河合様も暗い道の試練を経験されてたんですね。
それにあの日、雪の葛城に2葛とは恐れ入りました。驚
お疲れ様でした。☆
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いつもいつも (ありおね)
2009-01-06 22:23:57
lesserさんには驚かされてばかりです!
すごいですね~!!
生石には、私も思い入れがあって
大好きな山ではありますが、苦い思い出もあります
いつかご一緒したいです♪
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ありおね様 (lesser)
2009-01-07 21:12:56
コメントありがとうございます。
ありおねさんも生石山には思い入れがあるんですね。
登っているときは、私は一体なぜこんなしんどいことをしているんだろう・・・と思うときもありますが、自分で登り切れたときの達成感が凄くって、又登ろうって気になるのがヒルクライムの魅力なんですよね。

ちなみに私はただの自転車きちがいで自転車に乗ることに生きがいを感じているだけなので、全然凄くはないんですけどね。汗 自転車を始めたのがおそかったので、ただはまっただけですが・・・笑
けど、本当に自転車が大好きで、どこまででも行きたい気分です。
今度、是非一緒に走りたいです。
どこかで待ち合わせしましょうか。喜

今年も宜しくお願いいたします。
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