前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

淡路ツーリングレポ その2

2010年10月12日 | Weblog



快晴の中、気持ち良く海岸線を走る私達。
そしてY田さんご夫婦も本当に楽しそうに参加してくれている。
皆で仲良く、時にはバトルを繰り広げながら?皆で仲良くペダリング。
綺麗な海を横に見ながらしばらく平坦な道を優雅にサイクリング。本当に気持ちいい。

しかし、楽しい平地、楽な平地はそんなに続くものではないことは知っていた。
そう、南淡路市に向かっていた私達は徐々に由良の山というか坂に突入していく。

しんどすぎて勾配のきつい所では写真は撮れず・・・あしからず・・苦笑

登ることに必死になるけれど、やっぱりズルズルと登りになると後退していく私。
いいもんいいもん。五色で挽回してやるんだから・・・と負け惜しみ。笑




えっちらおっちら自分の登れるペースで登る・登る・・登る・・・・・はーしんど・・・・
と、Y田さんダーリンが私を迎えにきてくれ、前を引っ張ってくれる。喜
チラッチラッと後ろを見ながら私がちゃんとついてきてるか確認しながら、時には
もうちょっと・・と励ましてくれながら引っ張ってくれる。私は嬉しかった。
ヘロヘロになりながら、皆の待ってくれている自販機前に到着。
ダーリンさんありがとうございます。とっても嬉しかったです。挫折しかかっていた私を
引っ張ってくれて、本当に嬉しかったです。喜 だのに最後ゴールスプリントさながらに
バトルをしてしまって・・・そんなんやったらもっと登り速く登れるやろう・・って?笑
今度、登りも速く登れるように、皆の足を引っ張らないように人並みに登れるように
精進します。笑

そしてしんどい姿を見せず?笑顔で写真撮影。
ちゃっかりピース。(実は改めて旦那に撮ってもらった写真 笑)



つかの間のひと時を過ごす私達。
皆楽しそうに団欒。
おっとその右横でY田さん奥様のヘルメットがいがんていると旦那がサッと
直してあげる。仲むつまじいお姿。ラブラブ。喜
奥様を気遣う旦那様の姿が時折拝見でき、仲いいなーと思わず思ってしまった
私。うんうん、共に自転車を愛し、共感できる夫婦ってほんといいよね。

私たちも負けてないんだから・・・笑
けど、うちの旦那ももうちょっと勝負心があってもいいんだけどね。汗



そして厳しい由良の坂を越え、普段なら鳴門方面の山場を又えっちらおっちら
行くところを、今回は旦那も初めて走るという道へと一向は進んでいった。
地図で見て、どうやらこっちの道はさほど坂がない道で走りやすい道とにらんだ
旦那。なるほど真っすぐ平坦な道が続く。私にとってはパラダイスの道。
いつもなら鳴門の坂を苦し紛れにヨロヨロと登る私でいつも苦戦していた道を
ワープし、少しだけ近回り。しかもあんまり坂がないとあっては、私にとっては
幸せこの上ない快感なのだった。←大げさって?笑

そのうち、登りもへっちゃらになってやるさ。オー!大きく出たな~ 笑
この道は田んぼが多く、田舎道と言った感じでのどかな風景が広がっていた。




信号で皆止まったところを旦那に撮影してもらう。
平坦な道ということもあって私もとっても嬉しそう。喜
N瀬さんもとっても幸せそうな表情を見せている。
このあと、壮絶な高速バトルがあることは恐らくこのときは知らなかっただろう。驚




初めて走った道でも迷うことなく五色へ到達し、ここからは私のお得意コースと
きたもんだ。苦しい登りのときはヨレヨレと後退していったものの、五色となると
話は違う。平坦の大好きな私はしっかりと旦那に食らいつき、40km/h弱をキープ。
風が強く少々苦労するものの、旦那はなんとピデオを廻しながらの巡航。
このときは35km/hぐらいだったかな?けど、旦那とあれば、雪道でも下りの
45km/h以上スピードが出ているときでもしっかりとビデオを廻すつわもの。
他の人は絶対真似しないでね。事故の元となったら駄目だから・・驚
え?誰も真似しないって?苦笑






五色を越えてしばらくいくと、ちょっとした登り坂が2箇所ある。
案の定、ここで旦那と離れてしまう。N瀬さんはしっかりと旦那の後ろに
くっついて一生懸命ついていく。凄い!
後ろを見ると誰もついてきていない。私もちょっとでも旦那に追いつこうと
必死でペダルを踏む。しばらく40km/hをキープしながら走る。風が強く、
姿勢を少しでも低くして走る。下ハンを持って低い体制を取りながら、
背中に力を入れて安定させ、ペダルをクルクル・・クルクル・・・
あー、へばってきた・・・見るとスピードは39kmh、38km/h・・・
少しずつスピードがダウンしていく。少し体制を換え、回復モードで回転を意識し、
自分なりの休憩を取り入れながら息を整え、もう一度スパートをかけたりする。
よし、又40km/hキープできてる・・・しかし、そう長くは続かない。
そうこうしているうちに又登りにさしかかる。軽いギアに変えて回転重視で登る。
登りは無理せず、自分の登れるペースで登りながら又息を整える。
そんなこんなを繰り返し、何とか旦那とN瀬さんに又追いつく。

しばらくして旦那がスピードダウンし、後続の仲間が追いついたのをきっかけに
私はY田さんの後ろにつかせてもらってしばらく走る。
ずっと走っていると又旦那が前に出る。私もすかさず旦那の後ろにつく。
スリップストリームを利用しながら高速キープ。
先頭交代しながら行ったら一番かっこいいんだろうけど、風のきつかった今回は、もし
私が前に出ようものならたちまち失速するのがわかっていたから旦那の背中を借りて
高速をキープできたようなものだった。





それにしてもY田さんの奥様もMTBながら、大健闘。凄い!私がMTBで来ようものなら
もっと離れていたに違いない。


登りのスペシャリストでありながら、平坦だって難なくクリアするY田さんの奥様。
ほんと、見習いたい。
ロードの私達とさほどかわりなく走るんだもん。凄いよ。ほんと、凄いの一言。
それもこれも普段の旦那様の手厚い、そして厳しい特訓の成果なんだろうね。

うちと大違い。うちは、楽しく走ろうサイクリング・・・的な考えだから・・・
だから登りも登ってるのに遅くなる一方なんだろう・・・泣





そして明石海峡大橋が見えてきた時点で旦那は又ビデオを廻し始め、
さっきまでの凄い形相をおだやかなスローペースへと変えてゆっくり走行。
皆で安心してゆっくりサイクリングへと換えていく。

N瀬さんも初めての道が多く、とても長く感じたらしく、ここで終わりだろうと
期待したコンビニからさらにまだ25km先がゴールと知ったときは、ガクンと
疲れがピークに達したようだったけど、それでも負けず嫌いの意地を出し、
頑張って走行していた。

そう、苦し紛れに走ったこともいい思い出、苦労して登った坂のてっぺんに
立ったときのなんとも言えない達成感が、自転車をやってて良かった~と
思える最高潮に達する気持ちの頂点となる。
山の頂きは、山の頂点に自分で行かないと届かない。その先には
本当の感動が待ち受けている。感動、喜び、出会い、達成感・・・
どれをとっても楽しいの一言。
仲間がいて自分に刺激をもらい、助け合いの精神があり、励ましあいながら
自分を伸ばすことのできるスポーツ。肌で季節を感じ、いつも走っている
自転車だけれど、日々違う感覚が味わえるのも不思議。
調子の悪いときもあれば、え?こんなに調子良くていいの?と思えるぐらい
調子良く踏めるときもある。そこが又不思議なところ。

そして下の写真は明石海峡のすぐ近くで、皆一直線にゴールを目指して
一つのラインだけを見つめる。
目指すところはただ一つ、それは皆共通しているゴールという地点なのだ。




ひたむきに走る自転車。色んな方向に走っても、目的は一つ。
その先の目的地は走る場所によって違えど、もっと自転車で走りたい、
もっと登りたい・・・という目標は、自転車乗りなら誰しも持っているはず。
ひたむきな気持ち、それは皆きっと一緒なのだろう・・・

そして、明石海峡大橋での写真は次のレポで載せるからね~~~~~~