米国株式市場=S&P・ナスダック最高値、雇用減速で利下げほぼ確実
9/10(水) 5:42配信
ロイター
米国株式市場は続伸し、S&P総合500種が終値ベースで過去最高値を更新した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)ビルの外で3月撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースで過去最高値を更新した。米雇用統計の年次改定を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げを再開するとの観測が改めて裏付けられた。
米労働省が9日発表した雇用統計の年次ベンチマーク(基準)改定の速報値で、今年3月までの1年間の米国の雇用創出が従来の推計より91万1000人少なかったことが分かった。
CMEのフェドウオッチによると、市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げを織り込んでおり、50bp利下げの確率も約10%あるとみられている。
マーフィー&シルベストの市場ストラテジスト、ポール・ノルテ氏は雇用統計の年次改定について「FRBに25bpの利下げを思いとどまらせるものではない」とし、労働市場の弱さを示していると述べた。
ユナイテッドヘルスが大幅高。公的医療保険事業の加入者数に関する見通しを好感した。
JPモルガン・チェースは1.7%高。同社幹部は第3・四半期の投資銀行部門の収入が2桁台前半、マーケッツ部門は10%台後半の伸びになるとの見通しを示した。
アップルは新型iPhoneを発表したものの、株価は1.5%下落した。
前日まで5営業日続伸していた半導体大手ブロードコムも、この日は2.6%安で取引を終えた。
人工知能(AI)インフラのネビウスは50%近く急伸。マイクロソフトとの174億ドル規模の契約を好感した。同業のコアウィーブも7%高。
引け後の時間外取引では、四半期決算を発表したオラクルが12%急伸した。
S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.4対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は156億株。直近20営業日の平均は161億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 45711.34 +196.39 +0.43 45547.62 45764.20 45433.51
前営業日終値 45514.95
ナスダック総合 21879.49 +80.79 +0.37 21858.17 21891.42 21731.48
前営業日終値 21798.70
S&P総合500種 6512.61 +17.46 +0.27 6503.33 6518.23 6483.08
前営業日終値 6495.15
ダウ輸送株20種 15599.51 -124.44 -0.79
ダウ公共株15種 1075.01 +8.76 +0.82
フィラデルフィア半導体 5819.83 +10.21 +0.18
VIX指数 15.04 -0.07 -0.46
S&P一般消費財 1901.39 +1.68 +0.09
S&P素材 574.17 -9.18 -1.57
S&P工業 1267.33 -8.25 -0.65
S&P主要消費財 892.27 +3.50 +0.39
S&P金融 885.26 +4.04 +0.46
S&P不動産 262.27 -0.21 -0.08
S&Pエネルギー 664.84 +3.56 +0.54
S&Pヘルスケア 1611.38 +9.57 +0.60
S&P通信サービス 426.32 +6.89 +1.64
S&P情報技術 5280.34 +0.61 +0.01
S&P公益事業 420.19 +2.98 +0.71
NYSE出来高 10.96億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 43495 - 65 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 43495 - 65 大阪比
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9/10(水) 5:42配信
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米国株式市場は続伸し、S&P総合500種が終値ベースで過去最高値を更新した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)ビルの外で3月撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は続伸し、S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースで過去最高値を更新した。米雇用統計の年次改定を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げを再開するとの観測が改めて裏付けられた。
米労働省が9日発表した雇用統計の年次ベンチマーク(基準)改定の速報値で、今年3月までの1年間の米国の雇用創出が従来の推計より91万1000人少なかったことが分かった。
CMEのフェドウオッチによると、市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げを織り込んでおり、50bp利下げの確率も約10%あるとみられている。
マーフィー&シルベストの市場ストラテジスト、ポール・ノルテ氏は雇用統計の年次改定について「FRBに25bpの利下げを思いとどまらせるものではない」とし、労働市場の弱さを示していると述べた。
ユナイテッドヘルスが大幅高。公的医療保険事業の加入者数に関する見通しを好感した。
JPモルガン・チェースは1.7%高。同社幹部は第3・四半期の投資銀行部門の収入が2桁台前半、マーケッツ部門は10%台後半の伸びになるとの見通しを示した。
アップルは新型iPhoneを発表したものの、株価は1.5%下落した。
前日まで5営業日続伸していた半導体大手ブロードコムも、この日は2.6%安で取引を終えた。
人工知能(AI)インフラのネビウスは50%近く急伸。マイクロソフトとの174億ドル規模の契約を好感した。同業のコアウィーブも7%高。
引け後の時間外取引では、四半期決算を発表したオラクルが12%急伸した。
S&P500では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.4対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は156億株。直近20営業日の平均は161億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 45711.34 +196.39 +0.43 45547.62 45764.20 45433.51
前営業日終値 45514.95
ナスダック総合 21879.49 +80.79 +0.37 21858.17 21891.42 21731.48
前営業日終値 21798.70
S&P総合500種 6512.61 +17.46 +0.27 6503.33 6518.23 6483.08
前営業日終値 6495.15
ダウ輸送株20種 15599.51 -124.44 -0.79
ダウ公共株15種 1075.01 +8.76 +0.82
フィラデルフィア半導体 5819.83 +10.21 +0.18
VIX指数 15.04 -0.07 -0.46
S&P一般消費財 1901.39 +1.68 +0.09
S&P素材 574.17 -9.18 -1.57
S&P工業 1267.33 -8.25 -0.65
S&P主要消費財 892.27 +3.50 +0.39
S&P金融 885.26 +4.04 +0.46
S&P不動産 262.27 -0.21 -0.08
S&Pエネルギー 664.84 +3.56 +0.54
S&Pヘルスケア 1611.38 +9.57 +0.60
S&P通信サービス 426.32 +6.89 +1.64
S&P情報技術 5280.34 +0.61 +0.01
S&P公益事業 420.19 +2.98 +0.71
NYSE出来高 10.96億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 43495 - 65 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 43495 - 65 大阪比
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