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円は対ドルで149円台前半、投資家心理の改善が重し-150円視野 2024年10月10日 7:50 JST

2024-10-10 08:22:39 | 日記

円は対ドルで149円台前半、投資家心理の改善が重し-150円視野
酒井大輔
2024年10月10日 7:50 JST

10日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=149円台前半と、前日夕から水準を下げて推移。前日の米国市場で株価指数の高値更新を受けて投資家心理が改善し、一時約2カ月ぶりの安値を付けた。また米金利が上昇してドル高となったことも円を押し下げた。東京市場もこうした流れを引き継ぎ、円売りになりやすい。


円相場は午前7時42分現在、対ドルで149円24銭(9日午後5時時点は148円55銭)
9日は148円01銭を高値に一時149円36銭と8月15日以来の水準まで下落

  9日海外市場では円は対ドルなどで下落。米S&P500種株価指数が今年44回目の過去最高値を更新するなど、株高で投資家心理が改善したことが円の重しとなった。米国債相場で金利上昇の流れが続いていることもドル買い・円売りを後押しした。金利スワップ市場では連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げの織り込みが11月会合で7割程度、12月会合では6割程度にそれぞれ後退している。
前日からのドル・円の動き



  東京市場でも前日海外時間での投資家心理の改善を受けた円売りの流れが続く。対ドルでは8月の急騰後に付けた安値である149円39銭や心理的節目である150円の突破も意識されそうだ。週初には三村淳財務官が急激な円安進行をけん制しており、心理的節目を前に神経質な動きとなる可能性がある。

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