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トヨタなど5社、認証不正で立ち入りへ 6車種出荷停止 自動車認証不正 2024年6月3日 13:39 (2024年6月3日 20:43更新)

2024-06-03 21:33:04 | 日記
トヨタなど5社、認証不正で立ち入りへ 6車種出荷停止
自動車認証不正
2024年6月3日 13:39 (2024年6月3日 20:43更新)

自動車などの量産に必要な認証「型式指定」を巡り、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社の計38車種に不正行為が見つかった。国土交通省が関連メーカーに求めた内部調査で3日判明し、同省は道路運送車両法に基づき4日にトヨタへ立ち入り検査を実施する。ほか4社にも順次、立ち入り検査に入る。

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国交省は不正があったトヨタ、マツダ、ヤマハ発動機の現行生産6車種について、安全性などが基準に適合しているかどうか確認できるまで出荷停止を指示した。ダイハツ工業や豊田自動織機で発覚した認証不正問題は国内主要メーカーに拡大した。

国交省は「不正行為はユーザーの信頼を損ない、自動車認証制度の根幹を揺るがす行為で極めて遺憾だ」と強調。車の安全性を左右するものも含め主要メーカーで不正が相次ぐ事態を重くみて、出荷停止や立ち入り検査といった厳格な対応が必要と判断した。

経済産業省は不正を報告した5社に対し、顧客や取引先への適切な情報提供を求めた。生産停止に伴うサプライヤーへの影響を調査し必要な対策を検討する。
トヨタは7車種で不正、一部出荷停止

国交省によると、トヨタは生産中の「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」「ヤリスクロス」3車種の歩行者保護試験で虚偽のデータを提出していた。3車種は2023年度に計約12万台販売された。

「クラウン」などの過去生産車でも衝突試験における試験車両の不正加工があった。トヨタの豊田章男会長は3日午後に記者会見を開き、「お客様、車ファン、全てのステークホルダーの皆様に心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
マツダは5車種、ヤマハは3車種

マツダは「ロードスターRF」など現行生産2車種で出力試験におけるエンジン制御ソフトの書き換えが判明。ヤマハ発動機は生産中の二輪車で不適正な条件で騒音試験を実施していた。

国交省が不正の有無に関する内部調査を求めた計85社のうち、5月末時点で68社が調査を終えた。トヨタを含む残りの17社は調査を継続している。

今後の焦点は出荷停止がいつまで続くかだ。国交省は立ち入り検査と並行し、生産中の6車種について安全性や環境性能の基準に適合しているかを独自に確認する。

問題ないと判断された場合は出荷停止を順次解除する。現時点で各メーカー側からは各車種の安全面に問題はなく、事故の情報もないと報告があったという。

過去の事案では立ち入り検査で不正行為の悪質性が高いと判断され、型式指定を取り消されたケースもあった。型式の認証が失われると車を量産できなくなり、生産や出荷を再開するためには型式指定の再取得が必要になる。

ダイハツは23年12月に立ち入り検査を受け、生産・開発していた全28車種の出荷を停止した。国による検証を経て出荷停止指示が全て解除されたのは約4カ月後だった。3車種については型式指定が取り消され、サプライヤーも含め大きな影響が出た。

国交省は一連の認証不正問題を受け、有識者検討会で再発防止策を議論している。審査や監査の強化、不正の早期発見の仕組みなどを検討し、今夏の取りまとめを目指す。
▼型式指定 自動車や二輪の量産に必要な認証。メーカーが新車を生産する際に国へ申請し、安全基準に適合しているか審査を受ける。道路運送車両法は安全基準に適合しない場合や不正な手段によって指定を受けた場合などに型式指定を取り消せると規定。指定が取り消されると再取得するまで事実上、生産ができなくなる。

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認証不正、日本車の信頼に傷 トヨタは月末にも全容判明 自動車認証不正 2024年6月3日 16:25 (2024年6月3日 20:57更新)

2024-06-03 21:30:35 | 日記
認証不正、日本車の信頼に傷 トヨタは月末にも全容判明
自動車認証不正
2024年6月3日 16:25 (2024年6月3日 20:57更新)

品質不正問題が国内すべての乗用車メーカーに広がった。トヨタ自動車やマツダの6車種は生産できなくなり、部品会社や販売店など供給網全体に影響が出る。車は製造業出荷額の2割を占める基幹産業だ。品質を武器に世界で事業を拡大してきた日本車に揺らぎが出ている。

「認証制度の根底を揺るがす行為だ。自動車メーカーとして絶対にやってはいけない」。3日夕、都内で記者会見したトヨタの豊田章男会長はこう自らを戒めた。

7月利上げ見据える市場 長期金利、年内1.25%予想も NQNスペシャル 2024年6月3日 16:10

2024-06-03 21:29:36 | 日記
7月利上げ見据える市場 長期金利、年内1.25%予想も
NQNスペシャル
2024年6月3日 16:10

国内債券市場で日銀による「7月」の追加利上げを見据える参加者が増えている。歴史的な円安進行もあって日銀側からの情報発信に変化がみられているためだ。追加利上げや国債購入の減額など早期の政策正常化を織り込む動きが加速しつつあり、約13年ぶりに1.1%の大台に乗せた長期金利もさらに上昇する余地はありそうだ。

日経平均435円高 設備投資拡大が支える銀行株高 桝田大暉 スクランブル・フラッシュ 2024年6月3日 11:53 (2024年6月3日 15:16更新)

2024-06-03 21:24:52 | 日記
日経平均435円高 設備投資拡大が支える銀行株高
桝田大暉
スクランブル・フラッシュ
2024年6月3日 11:53 (2024年6月3日 15:16更新)


3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末終値からの上げ幅が一時500円を超えた。大型バリュー株が買われる中、3メガバンクの上昇が目立つ。金利上昇による利ざや拡大期待に加え、企業の堅調な設備投資で資金需要が出るとの見方も強まった。日経平均が3万9000円台を一時回復する原動力になった。

東証大引け 日経平均、続伸435円高 バリュー株に買い 国内株概況 2024年6月3日 15:32

2024-06-03 21:24:52 | 日記
東証大引け 日経平均、続伸435円高 バリュー株に買い
国内株概況
2024年6月3日 15:32

3日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前週末比435円13銭(1.13%)高の3万8923円03銭だった。前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが優勢となった。金融や保険、海運などバリュー(割安)株の上昇が目立ち、上げ幅は一時500円を超えた。

前週末5月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、終値で574ドル高となり、一日の上げ幅としてはおよそ1年ぶりの大きさだった。米インフレ継続に対する懸念が後退し、米長期金利が低下したことが支援材料になった。ダウ平均の上昇をきっかけに東京市場でも主力銘柄を中心に見直し買いが入った。

買い一巡後は伸び悩んだ。節目の3万9000円が近づくと、利益確定や戻り待ちの売りが増えた。主力の半導体関連の一角がさえず、日銀による政策修正の思惑も重荷となった。午後に入ると、認証不正問題が明らかになったトヨタなどの自動車株が下げたことが投資家心理を冷やした。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は25.58ポイント(0.92%)高の2798.07だった。午前に2809.53まで上昇し、3月22日の年初来高値(2813.22)に迫る場面があった。JPXプライム150指数は続伸し、14.05ポイント(1.16%)高の1223.10で終え、最高値を更新した。

東証プライムの売買代金は概算で4兆1313億円、売買高は16億7604万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1025と全体の6割強を占めた。値下がりは563、横ばいは58だった。

日経平均への寄与度が高いファストリや東エレクが買われた。三菱UFJや三井住友FG、野村、第一生命HDなど金融・保険株の上昇が目立った。一方、ディスコやソシオネクスなど半導体関連の一角は下げた。トヨタやマツダも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経平均株価の6ヶ月チャート。一目均衡表とストキャスティクスです。