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日経平均続落、終値96円安の2万2418円 2020/8/6 9:12 (2020/8/6 16:02更新)

2020-08-06 16:44:41 | 日記
日経平均続落、終値96円安の2万2418円
2020/8/6 9:12 (2020/8/6 16:02更新)

6日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比96円70銭(0.43%)安の2万2418円15銭だった。主要企業による2020年4~6月期の決算発表が相次ぐなか、新型コロナウイルスの影響で業績が低迷した銘柄の売りが優勢だった。米中対立への懸念で香港株式相場が下げると、短期筋から先物に売りが出た。

決算発表が本格化し、大きく動意付く個別銘柄が多かった。21年3月期が大幅減益になる見込みと発表したホンダが売られたほか、21年6月期の業績見通しが市場予想を下回った半導体製造装置のレーザーテクが下げた。業績悪化や市場の期待に届かなかった銘柄の売りが相場の重荷になった。米政権が運営する対話アプリを批判したと伝わり、中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)が売られ香港株が下げたのも投資家心理を冷やした。

トヨタが6日午後に発表した2020年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比74%減の1588億円と、市場予想に反して黒字を確保。今期の世界販売台数の見通しを上方修正したのも手掛かりとなり、トヨタ株が買われ相場を支えた。朝方には日本時間6日のシカゴ市場で米株価指数先物が上昇し、日経平均が上昇に転じる場面があった。

JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比55.91ポイント(0.40%)安の1万3963.16だった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、4.83ポイント(0.31%)安の1549.88で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆9955億円と節目の2兆円を下回った。売買高は10億7978万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1251、値上がりは852、変わらずは70だった。

東エレクやアドテスト、スクリンなど半導体関連株の下げが目立った。ファナックやアステラス、キッコマンが下げた。シスメックスやユニチャーム、キリンHDが売られた。一方、ヤマハやエムスリー、オリンパスが上昇。いすゞやオリックス、住友鉱が買われた。ディーエヌエは急伸した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

NY商品、原油続伸 一時5カ月ぶり高値 金は連日で最高値 2020/8/6 5:10

2020-08-06 06:25:46 | 日記
NY商品、原油続伸 一時5カ月ぶり高値 金は連日で最高値
2020/8/6 5:10

【NQNニューヨーク=張間正義】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前日比0.49ドル(1.2%)高の1バレル42.19ドルで取引を終えた。一時は43.52ドルを付け、3月前半以来5カ月ぶりの高値を付けた。良好な米経済統計を受け、原油需要の回復を見込んだ買いが優勢だった。

5日朝に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況感指数は、58.1と市場予想(55.0)を上回って改善し、昨年2月以来の高水準となった。7月はコロナ感染の再拡大で複数の州で行動制限が強化されたが「米景気の改善は続いている」(オックスフォード・エコノミクス)と受け止められた。

米エネルギー情報局(EIA)が5日発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は前週から大幅に減少した。需給改善の期待が高まり、先物買いを促した。

ニューヨーク金先物相場は4日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比28.3ドル(1.4%)高の1トロイオンス2049.3ドルで取引を終えた。一時は2070.3ドルを付け、8日連続で過去最高値を更新した。外国為替市場で主要通貨に対してドル安が進み、ドルと逆の動きになりやすい金先物に買いが入った。

NYダウ続伸、373ドル高 ワクチン開発期待で 2020/8/6 5:12 (2020/8/6 5:47更新)

2020-08-06 06:23:43 | 日記
NYダウ続伸、373ドル高 ワクチン開発期待で
2020/8/6 5:12 (2020/8/6 5:47更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比373ドル05セント(1.4%)高の2万7201ドル52セントと、2カ月ぶりの高値で終えた。コロナワクチンの開発への期待が広がったうえ、景況感改善を示す米経済指標が好感され、景気敏感株を中心に買われた。



米バイオ製薬のノババックスは4日、コロナワクチンの臨床試験(治験)で良好な免疫反応を示したと発表した。医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は5日、開発中のワクチンの治験が成功すれば、1億本を製造することで米政府と合意したと発表した。実用化に向けて開発が順調に進んでいると受け止められた。

米景気への懸念も和らいだ。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日に発表した7月の米非製造業景況感指数は58.1と、市場予想(55.0)に反して前月から上昇した。7月は南部や西部の複数の州でコロナ感染が再拡大し、景気悪化が警戒されていた。

米経済の底堅さが意識され、航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、建機のキャタピラー、銀行のJPモルガン・チェースなど景気敏感株が買われた。追加の経済対策を巡って協議中の米与野党が、週内にも合意するとの観測が広がったことも買いを後押しした。

映画・娯楽のウォルト・ディズニーは9%高と、1銘柄でダウ平均を70ドルほど押し上げた。前日夕に発表した2020年4~6月期決算は最終赤字に転落したが、動画配信事業の契約者数は急増していたため、成長期待の買いが集まった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、前日比57.23ポイント(0.5%)高の1万0998.40と連日で過去最高値を更新した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが2%上昇して指数の上昇を支えた。