銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

黄金湯(横浜・和田町)

2017-07-06 10:03:41 | 銭湯 温泉

相鉄線和田町駅から、歩いて10分ぐらいだろうか。地図上では、上星川と和田町の間にあるが、拍子抜けするほど近かった。



▲ちょうど上星川と和田町の間のところを左折したところ


▲煙突がみえる


▲黄金湯に到着


▲ここの売りは、天然化石海水型の黒湯


中に入ろうとすると、出口のところで年輩の人が煙草をふかして座っていた。昨今の分煙が叫ばれる時代に昔から変わらない入浴客という感じか。


下足箱に靴を入れて中に入ると、受付は60代ぐらいの女性。黙ったまま表情を一つ変えず、ちょっと異様な感じ。 


それと、なぜか浴室の黒湯の部分だけ監視カメラがついていて、番台のところでみえるようになっていた。
今のような詳細なカラー画像ではなく、昔の白黒の画像。


脱衣場は、古くからある脱衣場という感じだが、島ロッカーがなぜか斜め。このあたりは少し趣向を凝らそうとしたのだろうか?


浴室に入ると、島カランがあって、両側にカラン。立ちシャワーも手前右側にある。島カランの手前側に、なぜかハンドシャワー。


このカランなのだが、かなり熱いお湯がでる。これを浴びてるだけで、体が温まりそうだ。


浴槽は、この店の看板にもなっている黒湯がメインで、全体の6割ほど。その隣が寝湯で、1。バイブラが2といったところか。
寝湯のジェットとバイブラは、ボタンを押さないと稼働しないようになっている。


黒湯は、温度が肌感覚だと45℃ほど。隣の寝湯とバイブラは、40℃ぐらいか。だいぶぬるかった。


黒湯は、化石海水型という初耳の温泉だったのだが、肌感覚ではほかの黒湯と変わらず。こういうのは、何度も入ってみないと分からないものかもしれない。


入浴客は、自分も含めて3人ほど。終始「ウ~」と唸ってる人がいたり、別の人だと「ウゲー」「ホガァ」と吠えてる人がいたり、ここはちょっと変わった人が多いのかもしれない。
ただ帰りの番台に座る男性は丁寧な対応をしてくれて、最後は気分良く帰ることができた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 相鉄線和田町駅
経路 駅前の道をひたすら歩く
周辺の環境 住宅
●空間演出
建物外観 古びた建物
壁画・眺望 富士山とお城
統一感 ある
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場の横に作られている
脱衣所 古びているが、そこそこ広い
シャワーの出 熱い
浴槽の種類 天然化石海水型黒湯、寝湯、バイブラ
サウナ あり
温度 40℃、45℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 入るときの女性は無表情で覇気がまったく感じられず。帰りの男性は好感のもてる対応をしてくれた
清潔さ 汚い
貸しタオル あり
備え付け なし
◆人
受付 60代ぐらいの女性と男性
客層 高齢者


【案内】
住所
〒240-0044 横浜市保土ヶ谷区仏向町245-1
電話
045-331-2707
営業時間
15:00〜22:30(23:00まで延長可)
定休日
毎週金曜日
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

旭湯(東京・都立大学)

2017-07-06 07:29:26 | 銭湯
■都会の駅から近い銭湯

東急東横線にある都立大学駅。ここは今でこそ都立大学は存在しないが、若者の多い街である。その街の駅そばにあるのが旭湯だ。
歩いて2~3分だろうか。都心にあって、かなり利便性の高い銭湯である。



▲都立大学に降りて


▲大通りのかどっこを曲がると


▲旭湯に到着


▲歩いて2~3分といったところ


■人気ゆえに混雑

見るからに古い銭湯なのだが、最近の銭湯は意外と中が新しかったりするので、どんな感じなのか興味津々!
 

下足箱に靴を入れると、受付は、フロントになっていた。
フロントに座るのは、40代後半か50代前半ぐらいの男性。愛想は特段いいわけではなかったが、「こんにちは」と挨拶をしてくれた。
これだけでも印象は全然ちがう。こちらも「こんにちは」と挨拶を返す。挨拶はコミュニケーションのきっかけにもなって話しやすい。


案内された男湯の暖簾をくぐると、古典的な脱衣場。
広さは少し手狭な感じがしたが、床が撥水性の高いもので、色々と手を加えられている感じもした。
それと日曜日の夕方頃だったが、かなり混雑していた。


■少しシンプルな浴槽

浴室に入ると、かなりきれいな浴室だ。それと、思ったよりも広い。
左手前に追加料金なしの無料サウナ(無料とあるが、結局は入浴料金を払っているので、追加料金なしとした方が正しい表記の気がするが)。それと水風呂がない代わりに、ボディシャワー。東京ではやたらと遭遇する。


それとカランは、島カランが二つ。両壁にもカランがある。
島カランは左側だけシャワーがついていなかった。そのためにシャワーがある方に入浴客が片寄っている。


浴槽はというと、奥に左から白湯、ジェットバス、バイブラと続き、パイプで仕切られて座湯が二つ並ぶ。
その隣がまたバイブラ。白湯で、深浴槽となっている。
この深浴槽なのだが、なにが違うかというと、なにも違わなかった。
通常なら薬湯や熱湯だったりするのだが、ただ深浴槽というだけ?
これだと、ちょっとつまらない!


■若者に支持される銭湯

それとサウナが追加料金なしなので、久しぶりに入ったのだが、期待していたのと全然違っていた。
熱気がちゃんと循環してないので、頭のほうは熱いのに、足元はほとんどなにも感じない始末。無料といえちょっとガッカリである。


浴槽の温度は、43℃ほど。慣れた体からすると、ちょっと物足りない。せめて深浴槽を45℃ぐらいにしてくれたらなぁと思った。


客層は、中高年のほかに若い人がわんさかいた。半分以上が若者だった。こういう風景が都心らしい気がした。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 都立大学
経路 駅からすぐそば
周辺の環境 飲食店
●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 林の中の写真
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 狭いがきれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 座湯、ジェット、バイブラ
サウナ あり(無料)
温度 43℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル なし
備え付け なし
◆人
受付 40代か50代男性
客層 中高年と若者


【案内】

浴場のご案内

主な設備

超音波風呂、ジャグジー、ボディシャワー、ミストサウナ

営業時間

午後3時30分から午前0時まで
(旭湯では、日曜日・祝日はめぐろリフレッシュ湯が利用できません)

定休日

月曜日

最寄り駅

東横線都立大学駅下車1分

住所

目黒区平町一丁目25番23号

電話番号

03-3717-2641
※目黒区ホームページ転載