銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

政の湯(川崎・川崎)

2017-07-24 12:45:50 | 銭湯 温泉
●神奈川県川崎区・政の湯



■街のシンボル的存在

京急川崎駅を降りて、一度シネチッタ方面へ歩き、そのまま幹線道路に沿って歩くと、すぐそばに政の湯がある。
通り名は、なんと「政の湯通り」。
ここの銭湯は、地域の通り名になるほどのシンボル的存在なのだ。



▲京急川崎駅を降りる


▲いつもにぎやかな場所


▲今回はこっち方面へ歩く


▲人混みをかき分けて歩き


▲交差点に突き当たると左折する


▲交差点の前には旧さいか屋の跡地


▲ネオンのまぶしい通りを歩き


▲ここを右折


▲すると少し寂しい通りになっており、ホテルや飲食店、風俗店などが並ぶ
まさに川崎のイメージ通りの場所


▲そんな場所の通り名が「政の湯通り」!


▲しかも「政の湯商店会」!


▲そして当の政の湯に到着


自動扉が開いて中に入ると、最初に目につくのがスヌーピーの「Welcome」。建物は左方面に通路が続いていて、手前側に下足箱。その奥にフロントがある。フロント横には謎の螺旋階段。自宅への入り口だろうか?


フロントに座るのは、少し恰幅のよい40代前半ぐらいの男性。スマートフォンを熱心にみていた。
下足箱の鍵を預けると、ロッカーの鍵を受け取る。


右側の男湯側のれんをくぐると、そこそこの広さの脱衣場。壁際にロッカーが並ぶのと、右手前にドラム乾燥機(かつて火災になった時の注意書きがあった)。浴室入り口付近には、洗濯機が並ぶ。
ここなら浴室で体を洗いながら洗濯も乾燥まで完結できて便利である。


浴室に入ると、右手前にサウナと猫の額ほどの水風呂。左手前は立ちシャワーがある。
真ん中に島カラン。左右の壁にもカランが並ぶ。


奥が浴槽で、浴槽は大まかに二つに分かれる。男湯の場合は、右側に白湯(酵素風呂)。左側に天然温泉。若干薄目の黒湯だ。


酵素風呂は、右側から一人用の寝湯、浅浴槽のバイブラ、それとパイプで隔てられて深浴槽のジェットバス。


天然温泉は、一人用の超音波寝湯と、電気風呂を兼ねた深浴槽。
温度は、白湯(酵素風呂)だと43℃ぐらいだろうか。天然温泉は41℃ぐらいだと思われる。


入浴客は他と同じく中高年が中心だが、隣の女湯からは明らかに日本語ではない言葉が浴室内に反射して聞こえてくる。
いかにも多国籍川崎という感じがした。
それと風俗街のそばなので、怖いお兄さんがけっこういるかな?と思っていたが、意外といなかった。
放置されている椅子なども少なく、マナーの良い銭湯だと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 京急かJR川崎駅
経路 繁華街を歩く
周辺の環境 飲食店やホテル、風俗店
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 小さなタイルのモザイクで松と富士山
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう
★設備
休憩所 フロント前
脱衣所 そこそこの広さで洗濯機と乾燥機がある
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 酵素風呂、黒湯、座湯、寝湯、電気風呂
サウナ あり
温度 41℃、43℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(20円)
備え付け なし
◆人
受付 40代前半ぐらいの男性
客層 中高年。女湯のほうからはずっとにぎやかな声や赤ちゃんの泣き声が聞こえていた。男湯は対照的に静か


【案内】

住所

〒210-0015 川崎市川崎区南町2-4

電話

044-222-3256

営業時間

14:30〜25:00

定休日

21日

※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載